2012年卒 大和証券入社 S.T.さん

2012年卒 大和証券入社 S.T.さん

1.就職活動はあなたにとってどんなものでしたか?あなたに何をもたらした時間でしたか?まずは簡単に感想をどうぞ。

就職活動は楽しかったです。

今迄の人生の中で一番自分と向き合えた時間でした。沢山の人(様々な業界の社会人の方、様々な大学の学生など)と出会えたのも本当に楽しかったです。

2.就職活動を始めた頃のことを思い出してみてください。どのような期待や不安があったでしょうか?当時はどのように就職活動をとらえていたでしょうか?

年齢的にも今年は絶対どんな結果になっても就職しなければというプレッシャーがありました。自分が希望する企業に内定が貰えるかが不安でした。

3.最初の頃の志望業界・企業はどのようなところだったでしょうか?それはどのような理由からだったでしょうか?

総合職なら営業、一般職業務なら商社か外銀のオペレーションズ部門を希望していました。

外銀:※オペレーションズ部門のみ希望した。
多様なキャリアパス(オペレーションとして、様々な部署を経験出来る)。
お客様とフロントの人間の橋渡し的役割(自分に向いてる)。
外資系だけどあんまりクビになりにくそうな部署だから。
定時に帰れてお給料も結構良さそう。

金融:エリア総合職がある。
経済の流れの中心にいるのは金融だと思った。
労働時間のわりにお給料が良さそう。

商社:周りに「英語出来るなら商社だね!」と乗せられたから。笑
激務だけど年収高そう。

海運:父が海運で働いているので、どんな仕事か具体的に想像出来ていたから。
船のオペレーションが超楽しそうだと思った。
年収が高いから。

素材メーカー:東レの説明会に行って、どんな業界にも必要とされていて面白そうだった。
お給料がよさそうだから。

4.就職活動を通して、志望業界・企業・職種にどのような変化があったでしょうか?その変化を生んだ要因にはどのようなものがあったでしょうか?

金融業界一本に絞った。
練習で素材メーカー、物流を受けた。
外銀、商社、海運は受けなかった。

外銀:何人か外銀の人に会ったり説明会に参加したが、合わなそうな雰囲気だった。食うか食われるかの職場より、職場の人間は仲間、みたいな企業が良いと思った。

商社:社員さんに会って頂いた時、「君徹夜大丈夫?え、寝なきゃだめなの?うーんそっかー。・・・総合職の女の子は相当覚悟して来た方が良いよ」と言われて、「あ、絶対無理」と思った。

「○○部門でこんな仕事がしたい!」という思いがどうしても浮かばなかった。

総合商社以外に繊維系専門商社を受けたが、専門商社は商品の低価格で総合商社に対抗している為、総合商社よりも更に泥臭い営業をしまくるのが想像出来て、体力的にも精神的にも自分には無理だと思った。

一般職でエントリーしようとも考えたが、その時既に第一志望の企業から内定が出ていたのと、夏に経験した商社でのインターンで社員さんのノリについていけ無そう、というのを感じた事を思い出して受けるのを辞めた。

海運:父の若手時代の話を聞いていると、「営業=接待」が主流だった。接待飲みは自分は無理と思ったので断念。

総合職で2、30人しか取らない超難関だったから。更に自分は女性だから相当優秀でない限りは取られない。自分の能力を客観的に見た時に、目指すなら相当強い意志が無ければ受からないし、自分にはそこまで海運に入りたい強い気持ちが無い事に気付いて辞めた。

☆ 志望業界を絞ったフロー☆
興味ある業界をリストアップ

社員さんのお話を聞く。自分が仕事をする姿を想像出来る位具体的に!

自分の現在の能力、学歴、(年齢、性別?)を客観的に分析

受かる可能性の高い業界、低い業界を見極める

自分が辛くても何とか頑張れる仕事内容は何か本気で考える
e.g.)営業がやりたい。
でも接待飲み中心の営業は嫌だ。
法人>リテールだけど、まぁどっちでもいいかな。
土日問わずお客様から連絡が来るのは嫌。etc…

辛い仕事をしている時でも頑張れそうな仕事のある業界、企業を決定!

5.就職活動を通して、自分自身にはどのような変化があったでしょうか?自分に影響を与えたものには、どのようなものがあったでしょうか?

1.信じる事の大切さが身に沁みた。
PJSの初めてのMTGで先生の「願いは口に出し続ければ叶う」という言葉が衝撃的でした。第一志望の企業があったのですが、ずーっと行きたい!と言っていたら、長期間努力を重ねられたし、結果的に内定を頂くことが出来ました。しかも周りの人間にも行きたい企業を言いまくっていたので、自然と周りがその企業や業界に関する情報をくれる様になりました。

2.周りの人に支えられて、自分は努力が続けられるんだと感じた。
自己分析で人生を振り返っても、就職活動をしている最中でも、本当に沢山の人の善意に支えられてここまで来られたと感じています。自分が努力した、と思った事でも、努力を継続出来たのは周りの人が支えてくれたからでした。この事が実感出来たのは今後仕事をしていく為にもよかったのかなと思います。

3.論理的思考が身についた
まだまだ苦手分野ですが、1年間日経新聞を読み、岩波新書を中心に読書を続けた結果、ロジカルな文章に対して苦手意識が薄れました。また、ESを書いたり、企業研究の為に自分で文章をまとめたりしているうちに整理された文章を書ける様になった気がします。読む相手を意識して文章を書く癖がつきました。

6.今振り返ってみて、ご自身の考える「就職活動の成功」とはどのようなものですか?

「就職活動」というイベントだけを考えたら、やはり自分の行きたい企業から内定を頂ける事が「成功」かな。と思います。

でも、「自分がこれから人生をかけて達成したい夢」とか、「社会に対してどう貢献したいか」とか、それがちゃんと自分なりの答えが出せたらそれが一番いいのかなと思います。

大学3年生で就職活動をしてみて、どうしてもその1年間という期間の中では仕事に就く意味が見出せない人が居てもおかしくないと思います。だからこそ、「それを見つける為にもう1年がんばる」、「院に行って自分の専攻を更に深める」、「就職しないで起業する」とか色々選択肢が出てきて良いと思います。自分が本気で社会に対して何をしていきたいのか、それが見つかれば結果的に「企業に就職」という手段のみに固執しなくても良いと思います。

7.就職活動を成功させるうえで、どのようなことが大切だと思いますか?あれはもっとやっておけばよかった、あれはやらなければよかった、あれはやっておいて正解だったといったことはどのようなことですか?

<やっておいて正解だった事>
1.自己分析の為に、特に失敗した経験、挫折したエピソードを中心に洗い出した。

2.企業研究の為に、OBOG訪問を積極的にやった。
自分の大学のOBOGがいなかったので、知り合いの社会人や学生の友人のツテを駆使してアポイントを取りまくった。企業が主催している先輩社員訪問会には積極的に参加した。これから就職活動をする人には、ゼミやサークルにOBOGがいないからOBOG訪問が出来ない、と諦めないで欲しい。

3.面接対策の為に模擬面接を本番(5月)までに100回やる目標を立てた(実際は70回強達成した)。
これによって、自分の面接練習にもなったし、面接官役をやる事で面接官が見ているポイントを知る事が出来たのも良かった。

4.常に振り返りをした。
セミナー、OBOG訪問の後には振り返りを書いて要点を自分なりに整理した。毎日の生活の振り返りの為に日報をやった。毎回振り返る事で反省や失敗を次に活かせた。また、社員さんから伺ったお話を企業ごとにまとめておく事で、次の社員さん訪問の時には更に深い質問が出来た。

8.最終的にどこから内定を得て、どこに入社すると決意されましたか?その企業を選んだ理由はなんだったでしょうか?

内定、入社を決意:大和証券

証券業界を選んだ理由は
1.エリア総合職があるから。
2.実力社会だから学歴とか派閥とかが出世にあまり響かなそう。
3.ずーっとオフィスで仕事は自分が飽きそうだったから。
4.営業をやっていく中で色んな人と会って人脈を作りたかったから。
5.営業といっても接待営業(夜に飲みまくるとか)はほとんど無さそうだから。
6.常に経済や世界情勢の動きに敏感になる必要があるので、飽きないと思った。
7.証券営業出身は根性があると認められているので転職もしやすいと聞いたから。
8.自分の学歴を見た時に、金融業界の中で内定が出る確率が一番高いと思ったのが証券だったから。
9.自分が結果を出して、かつ日本の経済状況がよければお給料がかなり貰えるから。

大和証券を選んだ理由は
1.総合職とエリア総合職の待遇がどの証券会社よりも公平だったから。
2.社員さんに会って話を聞いていて、一番わくわく出来たから。
3.働く女性に対してどの証券会社よりも制度が整っていると感じたから。
4.エリア総合職でも支店長に普通になれるよ、って言われて衝撃的に嬉しかったから。
5.業界大手2位だったから(どの業界でも最低3位までの企業に入りたかった)。

9.あらためてご自身の就職活動を振り返って特に印象深かったことはどんなことですか?あなたにとって就職活動とはどんな経験でしたか?

就職活動をしてみて印象深かったのは以下の2点です。

1.本当にフィルターがあった事。
都市伝説だと思っていたのに、本当にあってびっくりしました。同じ企業に同じ時間にアクセスしていても、MARCHの妹は説明会予約の枠が全部空席なのに私はほぼ満席だった時は本当にショックでした。あと三菱系は学歴差別が激しいなーと感じました。証券、損保、信託を受けましたが、同じ業界で他の企業は全て連絡が来たのに三菱系だけは全てES落ちでした。

でも、私は途中で気持ちを切り替えました。フィルターがあろうが、自分が優秀であればどこかから内定は絶対出る!と割り切って人より努力しようと決めました。努力して自分の実力が上がっていくにつれ、学歴フィルターの事はどうでもよくなりました。

2.人の善意の暖かさ。
就職活動中は色んな人に感謝しっぱなしでした。バイトをしなかったので収入ゼロの私に毎月3万円のおこずかいをくれた母。TOEICとFPの対策の為に学費を出してくれ、PJS代毎月1万2千円を出してくれた父。最後まで第一志望企業からの内定を信じ続けてくれた彼氏。卒論を私の代わりに提出しに行ってくれた友人。他にも本当に色んな人に感謝しています。

特にOBOG訪問では、周りの助けがなかったら私は社員さん1人にも会う事は出来ませんでした。

大学のOBOGに日本で金融業界に就職している先輩が1人もいなかったので、とにかく知り合いの社会人の方に片っ端からメールをしました。「同じ会社の同期の方や、金融業界に就職した大学時代のご友人を紹介して頂けないでしょうか」という私のメールにどの方も快く対応してくださいました。

実際にOBOG訪問を受け入れてくださった社員さんも、私は直接の後輩でも何でもないのに時間を作ってお話をしてくださった事に感謝しています。更に私はその社員さん達に対しても「○○さんのお話を伺っていたら○○部門にも興味が出てきたので是非同期の方や先輩、後輩の方を紹介して頂けないでしょうか」というお願いをしました。忙しい社会人の方々にとって本当に面倒なお願いだったろうに、どの社員さんもすぐに他の社員さんを紹介してくださいました。

色んな方の善意がつながって、沢山の社会人の方からお話を伺う事が出来たからこそ結果的に私は就職活動を楽しめたのだと思っています。自分は周りの人の善意に生かされているというのを本当に実感した期間でした。

10.ご自身で伝えたいことがあれば何でもどうぞ。後輩たちへ向けて、アドバイスがあればそれもお願いします。

面倒くさがらず、色んな人に会ってお話を聞いて下さい。

その時に「どうして?どうやって?」という気持ちを常に持ってお話を聞いて下さい。

例えば、「うちは企業を中心に営業するんだよ」と教えてもらっても「そうなんですか」で終わっては勿体無いです。それでは全く仕事を理解出来ていません。「具体的にどう営業するんですか?お客様を訪問する頻度は?その企業のどういう人に会うんですか?」など具体的に自分が働く姿を想像しながらお話を聞けば自然と質問は出てきます。そうやって沢山集めた情報は企業ごとにまとめておくと自然と企業研究が出来てきます。

具体的にお仕事内容がわかれば企業研究も楽しいし、色んな社会人の方と会ってお話を伺う事で沢山刺激を受けられると思います。私は就職活動の中でも人と会ってお話を聞いて新しい世界をどんどん知れる事が楽しくて仕方ありませんでした。楽しかったからこそ1年弱だらける事なく就職活動を続けられたのだと思います。

人と沢山会って、新しい世界を広げて、沢山成長してください。そうしたら自然と就職活動を楽しむことが出来ると思います。がんばってください。

11.PJSについてお聞かせください。あなたにとってPJSは一言で言うと、どういう存在だったでしょうか?

「本音が言える場所」でした。

「ぶっちゃけお給料がいい所がいい」とか「大手企業に行きたい」とか、就職活動では「そんな考えじゃだめだよ」と言われそうな事を正直に言える場所でした。就職活動の一番最初の段階である、「なぜ働くか」の部分で綺麗事を言わずに、正直ベースで考えられたので、土台をしっかり固めて就職活動を始める事が出来ました。

12.PJSはあなたと、あなたの就職活動にとってどのような価値があったでしょうか?PJSの何が、どんな役に立ったでしょうか?

入会した当初、私がPJSに期待していた事は以下の3点でした。

1.ESを無制限で添削してもらう
2.面接対策がしっかり出来る
3.就活仲間と情報をシェア出来る

結果として期待していた3点はしっかり満たしてくれる環境でした。特にES添削以外にも自己分析の為に自分でちょっと文章をまとめた時、OBOG訪問の振り返りレポートを書いた時などなんでも送れば先生はしっかり読んでコメントを返してくれたので楽しく続ける事が出来ました。

模擬面接は個人的にかなりがんばってこなしていましたが、模擬面接の大切さを知ったのは早い段階でPJSのMTGで模擬面接を経験したからです。

就活仲間としてはPJSのメンバーは最高でした。みんな意識が高いというのもそうでしたが、みんなそれぞれ志望している業界が違ったので、MLを見ているだけでも様々な業界の情報が入ってきて非常に助かりました。色んな業界や企業を知れば知るほど、自分の志望している業界や企業が自分にどれだけ合っているのか実感する事が出来たからです。

「この業界でいいのかな」という不安なく志望企業の面接に臨む事が出来ました。また、Webテスト情報を共有したり、協力して一緒に受けられたのも本当に助かりました。笑

他にも、PJSに入って救われたな、と思った事があります。

先生はどんな選択をしても、否定は絶対しない所に本当に救われました。例えば私の場合海外の大学で勉強していたので、周りの人間は当然私は海外と沢山関わる企業で総合職で働くものだと思っていました。

でも私は海外で生活した経験を通じて、どちらかというと正反対の仕事に就きたいという気持ちがありました。まず、自分にとって住まいが変わる事が結構なストレスであった事。そしてしっかり眠らないとすぐにモチベーションが下がってしまう事もわかっていたので、徹夜しながらバリバリ男性と競って仕事をするのは体力的に無理だろうと考えていました。

大学で金融の勉強をした時にかなり楽しかったので、「金融のエリア総合職がいいな」と思っていましたが、それを周りに言うと「なんで?海外に転勤したくないの?金融の国際部門に行くの?」という反応が普通でした。正直それが物凄くストレスでした。

「もう海外とは全く関わらない生活をしたい」と卑屈になっていました。でも先生は絶対にそういう反応をしなかった。それにかなり救われました。お陰で素直に「どうして英語を使わない仕事がいいのか。どうしてエリア総合職がいいのか」を考える事が出来、面接でもその理由を自信を持って話しきる事が出来ました。

一時は海外大学に進学した事を後悔したりもしましたが、結果的にはやっぱり海外の大学で勉強出来てよかった、楽しかったと自分の決断を肯定する事が出来ました。周りの期待する像と、自分のしたい事のギャップの壁を乗り越えられた事で、自分に自信をつける事が出来ました。

13.PJSの限界や、不足している部分はどのようなものですか?何かそれを補う手立てがあれば、それも教えていただけますでしょうか。

ESラッシュ時はPJSメンバーがそれぞれ大量にES添削を提出するので、どうしても先生の添削が遅くなってしまう事。志望度が高いので早めに、でも納得した内容でESを出したいと思っていてもなかなかそれが出来ない時が少しもどかしかったです。

例えばですけど、PJSメンバー1人が自分の志望度の高い企業を3つだけ選んで、その企業の場合のみ超優先的にESを見てもらう、みたいにしたら解決出来るのかな、と思います。

14.PJSはこんな人が活用するとよい、といったイメージが何かありますか?こういう人は向かないということや、PJSを上手く活用する方法などもあれば教えてください。

<PJSに向いている人>
・PJSに求めているものが明確で、どうやってPJSの制度を利用しようか具体的に考えている人
・単純に信じきってがんばれる人
(私はPJSに入会する時に、「この1年は先生を信じて突き進もう」と決心して入りました)
・周りの人間に対して自分から積極的に協力しようとする人
(自分の持っている情報をすぐに周りに開示したり。それによって信頼関係が築けて、いいサイクルが生まれると思います。)

<PJSに向いていない人>
・自分を変える気が無い人
・素直じゃない人

メッセージがあればお願いいたします。

先生、10月から本当にお世話になりました!
就活を心から楽しめたのも、先生やPJSのメンバーのお陰です。本当にこの1年間楽しすぎてあっという間でした。来年からは就活に悩む後輩の為に今度は自分が協力していきたいです。

これからも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。

AD