2012年卒 NTTデータ入社 Y.H.さん

2012年卒 NTTデータ入社 Y.H.さん

1.就職活動はあなたにとってどんなものでしたか?あなたに何をもたらした時間でしたか?まずは簡単に感想をどうぞ。

私にとって就活は約20年間の人生の中で最も学びの多い時間でした。これほど多くのことを学べたのは、先生やPJSの仲間に出会えたこと、OB・OGに恵まれたこと…たくさんの要素がありますが、総じて「常に目の前のタスクに対して手を抜かなかったから」だと思います。PJS風に言うと「毎日の密度を濃くする」ということですね。学びは多いけど、これ以上就活を続けるエネルギーは捻出できないです(笑)

2.就職活動を始めた頃のことを思い出してみてください。どのような期待や不安があったでしょうか?当時はどのように就職活動をとらえていたでしょうか?

就活を始めた頃は「内定取れなかったらどうしよう…人生終わっちゃう…」って不安ばかりでした。内定を得るための十分条件がわからないので。でも、この不安を払拭しようと部活動等にそれなりの努力をしていたため「どこかからは内定もらえるだろうな~」という少しの期待はありました。

3.最初の頃の志望業界・企業はどのようなところだったでしょうか?それはどのような理由からだったでしょうか?

私が就活を意識し始めたのは大学2年の秋からでした。大学1年生の時から金融業界でアルバイトをしていたため、なんとなく金融業界に就職する気持ちがありました。

4.就職活動を通して、志望業界・企業・職種にどのような変化があったでしょうか?その変化を生んだ要因にはどのようなものがあったでしょうか?

まず、志望業界の経緯について説明します。ざっくりですが「とにかく多種多様な業界の説明会に参加する」→「興味を持った業界・持てなかった業界の違いを明確にする」(これを繰り返せばある程度業界が絞れます)→「(興味を持った業界の中で)さらに興味を持った企業・持てなかった企業の違いを明確にする」→「(興味を持った企業がある程度絞れたら)直感で憧れが大きな企業に数社(1社~5社程度が妥当)について徹底的に企業研究する」という流れです。

具体的には、大学2年生の秋から金融以外の業界の研究をしました。最初は「給料」や「結婚する時にウケのいいランキング」等のミーハーな好奇心を軸に研究していました。業界・企業を広く見るという点では勉強になりました。

大学3年の春には合同説明会に参加し、今までの「広く浅かった企業研究」から「(ある程度の)選択と集中の企業研究」へとシフトしました。この段階で、金融・IT・通信・電機メーカー・航空・海運・商社くらいまで業界を絞りました。

大学3年の夏からは各業界の中で興味を持てる企業の説明会には極力参加しました。ある業界や企業は夏のインターンシップに参加していれば選考が有利になったりもするので、早めの行動を意識していました。(どの業界のどの企業かは各人で研究してください)

大学3年の秋に部活動を引退してからは「(最後の)選択と集中」をおこない、IT・通信・電機メーカーまで絞りました。おおよそIT15社・通信3社・電機メーカー10社・他業界10社くらいは見ていたと思います。

次に、変化の要因について説明します…って、書き出したら止まらないのでやめます(笑)変化の要因は各人によりけりです。これは自己分析を行う必要があります。今までの自分の経験から「どの業界のどの企業のどの職種に興味を持ったか・強みを活かせるか」を考えてください。たとえば英語を使いたい・営業の最前線でお客様の笑顔を見たい・コーディングに没頭したい・BtoCにしか興味がない・能力の高い同僚と働きたい、とか。私の場合は、大学2年の秋に内定先の企業に漠然と興味を持ち、大学3年の夏に説明会に参加して第一志望になりました。その後、企業研究やOB・OG訪問を行いミスマッチを減らしました。

5.就職活動を通して、自分自身にはどのような変化があったでしょうか?自分に影響を与えたものには、どのようなものがあったでしょうか?

相手に伝える能力に自信を持つことができたことです。ESと面接では、先生に指摘された箇所を是正しPJSの仲間と模擬面接を繰り返した結果、ESも面接も通過率は95%以上だったので。また本番の面接でも、「今の面接官の質問にはこの内容をこの口調でレスポンスすればテンポよく面接できるな~」と戦略的になれました。実際に某企業の面接官から「あなたは会話のキャッチボールが上手だ。うちの社員に見習ってほしいくらいだ」と言われ内定もいただけたので。

6.今振り返ってみて、ご自身の考える「就職活動の成功」とはどのようなものですか?

自分のキャリアを真剣に考えたうえで、今・近い将来・遠い将来の欲求を最大限に叶えられる企業から内定を得ることです。たとえ第一志望に落選しても、これらの欲求を満たす企業はいくつかあったので、その企業から内定を得られたら成功と考えます。

7.就職活動を成功させるうえで、どのようなことが大切だと思いますか?あれはもっとやっておけばよかった、あれはやらなければよかった、あれはやっておいて正解だったといったことはどのようなことですか?

【就活を成功させるうえで大切なこと】
就活を成功させるうえで私なりの十分条件を3つ挙げるとすれば「就活をする目的が明確であること」と「選択と集中」と「反省力」ですかね。(必要条件ではありません)

「就活をする目的が明確であること」とは先生がよくおっしゃっている「主体性」にあたると思います。本気で就活に臨んでいる人は高いパフォーマンスにつながるため、それなりの結果がついてくると思います。「選択と集中」とはビジネスと同じですね。自分で調べてください。しかし、ある程度のリスクヘッジも大切です。

「反省力」とはタスクをこなすという「結果」ありきで満足するのではなく、タスクをこなす「プロセス」の良かった点・悪かった点を明確にし、次の機会により高いパフォーマンスを出せるよう準備することです。

【やっておけばよかったこと】
大学1・2年生の頃から社会人と接するイベントに飛び込んでいてもよかったかな、と少し思います。

【やっておいて正解だったこと】
学生生活を総じて、(「就活のため」と打算的になる必要はありませんが)目の前のタスクすべて(部活動・アルバイト等)に継続して努力をしていたことです。つまり「毎日の密度を濃くする」ってことです。

あと、キー局のアナウンサー試験は受けた方がいいです。選考の時期が早く、選考が進めばガチンコの面接を体験できます。大学3年生の秋に己の喋るスキルの低さを痛感することはいいことです。

8.最終的にどこから内定を得て、どこに入社すると決意されましたか?その企業を選んだ理由はなんだったでしょうか?

内定を頂戴したのはNTTデータ、某通信系SIer、某金融系シンクタンク、某中堅IT企業の4社です。最終的に内々定を受諾したのはNTTデータでした。理由は、第一志望だったからです。

9.あらためてご自身の就職活動を振り返って特に印象深かったことはどんなことですか?あなたにとって就職活動とはどんな経験でしたか?

一生に一度しかない新卒の就活に最大限の努力をするための原動力になったことが2つあります。

1つ目は、志望度の低い企業へのモチベーションを高められない私への、先生の「第30志望の企業から内定をもらえないようじゃ、第一志望からもらえるわけない。とりあえず、第30志望でも慢心せずに全力を注いで結果を出しなさい」という言葉でした。この言葉のおかげで、常に背水の陣の気持ちで面接に臨むことができたため、満足のいく結果につながったと思います。

2つ目は、東日本大震災でした。震災直後のPJSのミーティングで「今、自分たちに何ができるか」についてダイアログし、改めて「普通に生活できて、普通に就活に臨んでいる自分は恵まれている。当たり前の毎日を無駄にするのではなく、この恩恵のありがたみを社会に還元できる人間にならなきゃいけないな」と痛感しました。

些細なことかもしれませんが、私にとってこの2つの出来事は大きかったです。

10.ご自身で伝えたいことがあれば何でもどうぞ。後輩たちへ向けて、アドバイスがあればそれもお願いします。

頑張ってください。各人にとって就活の重要さは違うと思います。就活で結果を出す必要がある人は悔いのないよう努力してください。毎日の密度を濃くすればそれなりの結果はついてくると思います。ただ、就活以外にも人生の道はたくさんあるはずです。留学でもスポーツでも親孝行でも婚活でも何でもかまいません。今の自分の欲求と将来の欲求に素直になって考えてください。

11.PJSについてお聞かせください。あなたにとってPJSは一言で言うと、どういう存在だったでしょうか?

安心感と焦燥感を与えてくれる場所です。

12.PJSはあなたと、あなたの就職活動にとってどのような価値があったでしょうか?PJSの何が、どんな役に立ったでしょうか?

前述の安心感と焦燥感を与えてくれる場所に則って説明します。安心感とは「他の学生以上に自分は努力している。そしてバックボーンにPJSというすごい人がついているんだぞ!」という気持ちです。

焦燥感とはPJSの仲間が先生からGoodのコメントを添削してもらったり、模擬GDでこてんぱんにされた時「今のままの自分じゃまずい!」って気持ちになります。また、PJSの仲間の就活の進捗がメーリングリストでわかるためペースメーカのような存在でもありました。

13.PJSの限界や、不足している部分はどのようなものですか?何かそれを補う手立てがあれば、それも教えていただけますでしょうか。

限界は「指導者の数」だけです。仮に先生がインフルエンザや交通事故に遭ってしまったら…PJSはどうなるんですかね?保険がないのがPJSの不足点ですね。

ちなみに「お金」に関しては妥当な金額だと思います。たしかに入会金と月謝を合算するとかなりの金額になるため、学生にすればかなりの出費になります。実際に私の学生生活で一番高い買い物がPJSでした。しかし、「それだけのコストを支払っても内定がほしいんだ!就活を成功させたいんだ!」っていう熱い気持ちの学生と一緒に切磋琢磨できる環境を得るための金額としては妥当だと思います。さらに、先生からのメールで「毎月月謝を支払っているんだから、PJSをもっと使い倒しなさい!」と諭されることがあるので「お金がもったいないから、さっさと内定もらって退会しよう!」という気持ちになれるかもしれません(笑)

14.PJSはこんな人が活用するとよい、といったイメージが何かありますか?こういう人は向かないということや、PJSを上手く活用する方法などもあれば教えてください。

PJSは主体的に動ける人にお勧めです。他方で、先生におんぶだっこを期待する人はPJSには不向きです。さらに「自分で課題を見つけて、主体的に動ける人」であれば、PJSの価値はさらに高くなると思います。たとえば面接の振返りでも、先生に添削をしてもらうことを目的にするのではなく、面接で失敗したことを是正するための術を自分の頭の中で整理するためにおこなう。そして「せっかく振り返りをしたんだから、ついでに先生に添削してもらおう」という感じで活用するのが理想だと思います。

一方で「とりあえず前回添削してもらったESをテキトーに書き直して先生にもう一度添削してもらうか」という意識の人の添削の精度は当然下がりますよね。つまり「自分で課題を見つけて、主体的に動く。先生はオマケで、いざとなった時の助け船」って感じです。

メッセージがあればお願いいたします。

「1%の苦情」と「99%の感謝」をお伝えしたいです。

苦情といっても些細なことですが…メーリングリストの添削が遅くなりそうなときは一言でも「ここ3日間は企業の研修の仕事ため添削が遅くなります」みたいに事前連絡してほしかったです。そうすれば「今添削を出すのではなくて、3日後にもっと精度の高い文章を書いて添削してもらおう」と思えるので。特に4月の研修で忙しく添削が滞っていた時は事前に連絡していただけたらありがたかったです。ご教授いただいた身で恐縮ですが、改善していただければ、他のPJSの学生もスケジューリングを意識して早めに添削に出すよう心掛けることができると思ったため、ご指摘させていただきました。

そして、感謝についてですが…ありがとうございました。うすっぺらい言葉ですみません。PJSに入会した時からの第一志望に内々定をちょうだいしたので、とても満足しています。面接の直前のMTGでは模擬面接の順番などでご配慮いただき、また個人指導ではSIerの仕事についてご指導いただき、これらが最大の勝因であったと思います。「面接の精度は十分。面接官との相性次第」とアドバイスをしていただき、自信を持って面接に臨めました。あと、「先生のAccentureやPJSでの生き様はすごいな~」と感銘しました(大げさですが(笑))。

先生スケジュールは知りませんが、PJS以外にたくさんの仕事がある中でESや面接の添削、さらには日報の添削までしていて、社会人として尊敬できる人が近くにいることがとても刺激になりました。就活のスキルよりも社会人のスキル(話し方とか考え方とか)の方が学びが多く、これからも役に立つと思います。

長くなりましたが、つまり、(結果論かもしれませんが)PJSという学生生活で最高額の買い物をしてよかったです(笑)お忙しい中最後までご指導いただきありがとうございました。今後もスケジュールの許す限りMTGや大学1・2年生向けのイベントにもお手伝いさせていただきます。あと、CDSにも参加させていただくかもしれません。今後ともよろしくお願いします。

AD