就活ノウハウ

【業界研究】人材業界分析・業界俯瞰!仕事の魅力や市場を徹底解説!

このページにたどり着いた学生は、きっと「人材業界の魅力を、感じつつある」のではないでしょうか。

人材業界って、人の人生に携わることができて良い仕事だなー。

と思われている方は、ちょっと長文ですけどぜひ読んでみてください。

さらに、これまではあまり興味がなかったけど、たまたまある会社の説明会をきっかけに、急に人材業界が魅力的に思うようになったという学生が毎年とても多いです。

近年AIなどの発達によって、様々な人材サービスが生まれており、CMやメディアでも話題の会社がたくさん出てきました。

その分、勢いも早く会社も多い業界なので、業界研究や企業研究が難しい業界の1つです。

そのために、このページでは、人材業界がざっくりとわかるような解説をしています!

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人材業界の全体分析

まず、人材業界を俯瞰的に見てみようと思う。

人材サービスのおこりは、1960年代にエグゼクティブサーチの会社が欧米から日本に上陸したことが起源だと言われている。

業界が認知され、売上が伸びたのは、1996年の労働者派遣法がきっかけである。

施行後、人材派遣を中心に、業界内全体の売上が伸び、会社の規模も拡大している。

それまでは、終身雇用が一般的であり、人材に関するサービスを受けるという発想が少なく、求人広告を、新聞や雑誌に出す程度であり、雇われている側も、働き方のバリエーションは少なく、転職もそれほど一般的ではなかった。

そこで、1986年の労働派遣法施行後で、経営者にも雇用者にも意識に変化が起こったのである。

この意識変化をもたらせたという点が、業界の拡大もさることながら、労働者派遣法がもたらした最も大きな影響であると考えられる。

用語集

エグゼクティブサーチとは:ヘッドハンティングのことで、クライアントから指名された人材を口説き、転職させるビジネスのこと。

しかし、現在、人材業界は大きな変化を迎えている。

これまで、急速に売上を拡大していた業界だが、企業の淘汰、つまり、「本当に必要とされる会社だけ生き残る」という状態になってきており、生き残りをかけて各社が必死になっている。

例えば、リクルートが、派遣事業首位のスタッフサービスを買収し、世界の人材派遣業界ランキングでも7位に躍り出たのである。

このように、業界内に変化が起こる中、企業は人材サービスの総合化が進んできているように思える。

総合化とは、リクルートグループ・インテリジェンス・パソナグループなどのように、「人材サービスのことならお任せください」ということである。

パソナグループは全50社のグループ企業を持ち、人材派遣から人材紹介、再就職支援と一気に手掛けている。

用語解説

人材派遣とは:派遣元となる派遣会社に登録している者を、派遣先となる事業所へ派遣して、かつ派遣先の指揮命令のもとで労働サービスを提供する雇用形態のこと

人材紹介とは:転職を希望する求職者と労働者を求める企業(求人者)との仲介を行って、双方の要求を満たすような転職の実現を目的とするサービス

再就職支援とは:主に中高年の非自発的な退職者を対象に、 再就職のためのメンタルケアをはじめとして、 履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策など 実践的なノウハウを提供すること

また、リクルートグループも、リクナビNEXTなどの求人メディアサイトから、人材紹介や人材派遣といった対面型のサービスへ移行させるというビジネスを展開している。

各社が総合化を目指すにはある理由がある。

それは、人材業界とは、事業領域を広げる拡大するほどで売上が上がるというシンプルなビジネスモデルであるということだ。

リクルートを例に挙げてみる。

例えば、リクナビNEXTに掲載するために獲得した企業に対して、派遣も紹介も再就職支援も展開できる。

つまり、新たに顧客を開拓せずに売上を伸ばすことができるのだ。

さらに、他事業で得た人材募集や、人材データ管理のノウハウを違う事業にも応用できる。このことから、総合化しやすいビジネスであることがわかる。

現在業界では、コンプライアンス対策が急務となっている。

このように叫ばれるようになったのは、業界内で近年いくつかのコンプライアンス違反が見られたからだ。

用語解説

コンプライアンス対策とは:「法令遵守」という意味で、企業倫理に基づいて事業を行い、企業としての社会的責任を果たすというなどもニュアンスとして含まれる。

人材派遣業務において、港湾・建設・警備の3つの業務については派遣が禁止されている。

しかし、ある会社は同業務の派遣を繰り返していた。

このことが、マスコミに大きく取り上げられ、業務停止命令を下された。

この会社は、今後、コンプライアンス体制を強化するとのことだが、一度失った信頼を取り戻すことは難しい。

この事件の印象が強いこと、業界が成り立ちの新しい業界であることから、まだまだ社会的ステータスが低いと言われている。

各社のこれからの取り組みが、社会的ステータスを得られるかどうかにかかってくるだろう。

人材業界の仕事として、大きく分けて4つの仕事に分類できると思う。

そこで、それぞれの内容と、魅力について説明していこうと思う。

さらに、業界内の主要企業の特徴についても取り上げていく。

求人メディアの仕事内容と魅力とは

求人メディア事業とは、企業の求人情報を紙面やweb上に一覧にしてまとめ、仕事を探している人に提供するサービスのことである。

メディアの形態は様々であるが、リクナビやマイナビがイメージしやすいだろう。

これらの求人メディアの特徴は、情報をまとめて一覧にし、ユーザーが比較検討しやすい構成にしているという点である。

求人メディアは誕生以来、人々が仕事を探す上で欠かすことのできない役割を果たしている。

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上の図のように、職を探す際の情報手段のアンケート結果によると、半数以上の人々が、インターネットを利用することから、圧倒的な存在感を持っていることがわかる。

求人メディアは求職者と求人企業の接点を生み出すことが目的であり、インターネットの得意とする双方向性と非常に相性が良かったことが拡大の要因のひとつだろう。

ビジネスモデル

求人企業から、広告代金をもらい、広告を製作し、掲載する。代金は通常掲載時に発生する、掲載課金システムである。

つまり、前払い制度であるため、広告の結果があってもなくても、求人企業はお金を払わなければならないのである。

よって、営業とすれな、どれだけ大きなスペースに出稿をさせることができるかで、利益が変わってくるのである。

魅力

これから解説する、人材派遣や人材紹介の仕事とは大きく異なる点がある。

それは、営業の仕事であれば、顧客に対するサービスは「人」であることに対して、求人メディアの、顧客に提供するサービスは「広告」である。これが大きな違いである。

その中で、私が考えるやりがいとは、自分を商品にするということである。

これは、求人企業が求人を載せる際、「あなたの会社は業界でトップだから」とか、「あなたの会社のサイトは便利だから」というのではなく、「あなたが気に入ったから、あなたの会社に載せるよ」と言ってもらうという意味である。

現在、リクナビ、マイナビ、エンジャパンなどの新卒採用メディアがあるが、掲載料はやや変わるが、サイト内のサービス内容、掲載数、会員数にさほど大差はないように思える。

だからこそ、自分が営業に行った先で気に入られて購入してもらえることが魅力なのではないかと考えている。

もう1つの魅力として考えられるのは、採用全般に携わることができる場合があるということだ。

これは、求人をサイトに載せた求人企業に対して、採用の代行、会社案内パンフレットの作成、内定者研修や、新入社員向けのビジネス研修を行うというものである。

これは、担当の会社のことを良く知ることができ、ほぼ1年間その会社と仕事をするわけで、信頼関係や人脈を形成できるのである。

これが、まさに採用全般に携わることができ、会社の将来を担っているという意識を持つことができる仕事であり、魅力に感じる点であるように思う。

リクルート

今や会員数60万人を誇るリクナビを運営する企業である。

いまや、ほぼ全員の就職活動生がリクナビに登録していると言っても過言ではないほどの影響力を誇る。

掲載者数も10,000を超え、就職活動をする上での必須のサービスである。

このリクナビの原点は1962年、アメリカの大学で配布されていた求人メディアを参考にして創刊した「企業への招待」である。

当時は70社ほどしか掲載されていなかったものが、今やこのような規模にまで拡大した。

会社の特徴として、大手企業との取引が盛んであるという点がある。

リクルートブランドの影響力は社会にも浸透しており、多くの大手企業がリクナビ、リクナビNEXTを利用する傾向がある。

営業に配属された場合、たくさんの企業と関われるだけでなく、日本の経済を動かしているような大企業との取引ができるようである。

また、この会社の魅力は、積極性やアイデアを活かせることであろう。

NEW-RINGと呼ばれる、新規事業提案制度が毎年行われ、実際に応募した社員によって事業家された例もたくさんある。

例えば、ゼクシィやR25、ホットペッパーなどである。

今や、これらも生活の情報源として欠かせない存在になる商品であり、会社内の人間の能力の高さ、アイデアを形にできる楽しみに大きな魅力を感じる。

仕事だけでなく、会社内との人間と接するだけでも、大きな自己成長が見込めそうなイメージが、多くの優秀な学生を集め、さらに個性が集まった、密度の濃い会社へと進化し続ける理由であろう。

マイナビ

1973年、毎日新聞社の社員が独立して設立した会社である。人材サービスだけでなく、出版事業も手がけている。

2007年に、9種類あった求人メディアサイトは全て「マイナビ」に統一された。これを機に「マイナビ」ブランドを社会に浸透させていこうとしている会社である。

昨年の、ゴメスコンサルティング会社が行発表している「転職情報サイトランキング」では、2年連続で「マイナビ転職」が総合1位を獲得するなど、成果を見せている。

また、スガシカオ、大塚愛、前田敦子、村田諒太、石川遼などのアーティストやアスリートを使用し、積極的なプロモーションを展開している。

この企業の特徴として、前半でも述べたような、総合化が見られるという点である。

マイナビに掲載した求人企業に対して、採用に関するツール(ウェブやパンフレット)の製作、採用業務の代行業、人材派遣業への進出など、確実に総合人材サービス企業へ近づきつつある。

よって、採用全般に携わることができ、多くのやりがいや魅力を感じることができる企業であると思う。

エンジャパン

エンジャパンの源流は、1983年に創立された日本ブレーンセンターである。

この会社が、求人メディア事業としての地位を確立できたことには、ある会社の特徴が見られる。

それは、「質の高い情報」を提供している点である。求人メディアの短所である、企業側の都合の良い情報だけを載せ、それを見た求職者が現実との違いに落胆するという、言わばミスマッチングを未然に防ぐためである。

そのための取り組みとして、エンジャパンのサイトに載せてある情報は、100%がエンジャパンの社員が取材したものである。

また、他社のサイトに比べ、数倍のボリュームがある、会社紹介や社員紹介の記事を載せることで、求職者側から多くの指示を得てきたのである。

さらに、求人企業の動画配信も行っており、他のサイトと大きな差別化をはかっている。

これこそ、過去の「転職は慎重に。」というエンジャパンのキャッチコピーが表すような、求職者が本当に必要としている情報を届けようというスタンスが見られる。

この会社は特に、他の2社に比べ、企業に入り込む度合いが強い。

営業の場合、アポイントメントから、取材、記事の考案、動画の撮影まで全て取り持つため、1社にかける時間がどこよりも長いようだ。つまり、自分が担当した会社が、大きな企業となったときの喜びは計り知れないだろう。

人材派遣の仕事内容と魅力とは

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人材派遣業とは、派遣元となる派遣会社に登録している者を、派遣先となる事業所へ派遣して、かつ派遣先の指揮命令のもとで労働サービスを提供する雇用形態のことである。

1947年アメリカで誕生した人材派遣業は企業側の「一時的に人が欲しい」というニーズに応えるべく生まれたものであると言われる。

これが日本に普及したのは、1996年のマンパワージャパンの設立のことである。

図のように、人材派遣業が急速に伸びてきている理由は、大きく3つある。

人材業界発展の理由

理由1:企業が、バブル崩壊後、コストカットの一環として、正社員から派遣への切り替えが積極的に行われたこと。

理由2:自分の働き方を自由に選ぶキャリア観が浸透してきたこと。

理由3:インターネットの普及により、自宅で自分に合う条件の仕事を簡単に登録できるようになったこと。

以上の3つの要因が関係していると思う。

これはつまり、企業と労働者のニーズが同時に増えてきたという背景がある。

ビジネスモデル

お金の流れとしては、受け入れ企業が人材派遣会社に料金を支払う。

その料金の3割ほどが人材派遣会社の利益となり、残りが派遣社員の給料となる。

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このことからもわかる通り、人材派遣業のビジネスモデルはシンプルである。

このビジネスモデルのメリットは、単価×時間×人員が売上高になるので、売上の見通しが立てやすい。

さらに、一度派遣してしまえば、継続的に利益が出るというメリットもある。

しかし、これでは、競合他社とのサービスの差別化が非常に難しい。

なので、近年各社のサービス合戦が非常に激しい。

これは、派遣先企業へも、派遣社員へのサービスも同じである。このサービスの手厚さで、競合他社との差別化しなくてはならないのである。

魅力

まず、様々な企業を回り、派遣社員の活用をお願いしに行く営業の仕事は、多くの出会いがある。

人材を扱うため、会社の経営層と会うことができるのも魅力である。

また、派遣社員へのアフターフォローも魅力の1つだ。

派遣先で活き活きと働く姿を見て、一人の人生のキャリアを支援したことをやりがいに感じることができる。

そして、何より、この両者の間で板ばさみになることが難しいがやりがいを感じることとなる。

インターネットでは実現できない、人と人のマッチングを実現させた時は、何よりもやりがいを感じることとなりそうである。

スタッフサービス

売上高業界第1位の企業(3234億円)である。

2007年リクルートに約1700億円で買収され、リクルートの子会社となった。この会社の特徴は「スピード」である。

これを強みに人材派遣業界のトップを維持している。

まず、企業から派遣社員の派遣の以来を頼まれた際、25分以内に営業担当が現地に到着するというシステムを導入している。

そのために、首都圏には常時500人以上の営業マンがエリアごとに常駐している。

また、企業から求人が入った場合、2時間以内に候補者をあげるサービスである。

他社は通常1~2日かかることに対し、圧倒的なスピードを誇るため、業界内のトップを維持できているようだ。

入社後、業界トップの人材に関するノウハウを学ぶことができることが、この会社の魅力である。

パソナ

売上高業界第2位の企業(2369億円)である。現在グループ会社50社の規模まで成長し、日本を代表する人材派遣会社へとなった。

特徴としては、雇用創出事業に力を入れている。

多くの方が農業に興味を持ち、異業種から参入することで、農業を産業として活性化し、農業の周辺産業も含めた雇用創出を目指す「就農支援事業」

アマチュアスポーツ選手の、仕事と競技の両立を支援する「パソナスポーツメイト事業」

フリーターなどの若者の就労支援を目指す「仕事大学校」などを行っている。

一人の夢を応援したい、密接に関わりたいと思う人にとってはやりがいの大きい会社のように思える。

リクルートスタッフィング

売上高業界第3位の企業(2238億円)である。

1987年にリクルート人材センターで派遣事業を行っていた事業部が独立して設立された。

他の人材派遣会社に比べ後発ではあるが、近年急速に業績を伸ばしているのが特徴だ。

業績拡大の要因として、「スタッフ満足度調査」の結果が毎回良いということだと推測できる。

再購入率(今後もこの派遣会社から働きたい)と口コミ率(この派遣会社を友人に勧めたい)の2つの項目でスタッフ満足度を調査するものである。

この結果で、2006年9月~2007年10月の間、両方の項目で1位を獲得している。

これこそ、業績拡大の要因ではないだろうか。

リクルートグループの社風を受け継ぎ、業績を拡大しつつも、同時にきめ細かいサービスを展開している企業である。

大きなスピード感と成長感を感じることができそうな会社である。

人材紹介の仕事内容と魅力とは

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人材紹介とは、転職を希望する求職者と労働者を求める企業(求人者)との仲介を行って、双方の要求を満たすような転職の実現を目的とするサービスである。

人材派遣との大きな違いは、紹介で扱う人材は、ほとんどが正社員ということである。

1986年に終身雇用システムが崩壊したあと、急速に業績を拡大してきた。

以前までは、企業は求人雑誌や新聞に募集広告を出すしかなかった。

それでは、お金がかかり、人が来る保証も無く、知名度の低い企業には不利だった。

その点、紹介会社に頼むと紹介をしてくれ、さらに入社が決まるまでお金がかからない、成果報酬制のため企業側にとってはとてもいいサービスだったのだ。

このように、働き側も募集側にもメリットの多い人材紹介業界は大きく売上を伸ばした。

2000年からの紹介実績は15万件も増加し、紹介手数料も4倍の伸びを見せている業界である。

ビジネスモデル

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報酬は、マッチングが成功した場合に、年収の3割程度が企業から紹介会社に支払われる。

求人広告でも100万円程度かかるので、リスクが低く、支払いもそれほど高額ではないように思える。

派遣との大きな違いは、紹介者を一人企業に紹介すると継続的に売上が発生することに対し、紹介は、マッチングに成功した1回だけという違いがある。

つまり、マッチングし続けないと売上があがらないのである。

しかし、派遣の売上の約7割を派遣社員に支払うのに対し、紹介は報酬が10割利益となるので、利益率は、派遣よりも圧倒的に高いのである。

魅力

まず、前述の通り、マッチングし続けなければ利益が発生しないため、1ヶ月あたりのマッチングノルマを課している企業が多い。

そのため、成果を出すことに魅力を感じることができる人は魅力を感じるだろう。

数字を追うあまり、相性を無視したマッチングをしてしまうケースがあるので、本当に転職者と企業のことを考え、お互いの将来に関わっているのだという自覚を持ちながら働ける人には、本当に大きな魅力を感じることができる業界である。

また、上記のビジネスモデルの図のように、人材紹介の会社には大きく2つの仕事がある。

ひとつは、RAと呼ばれるリクルーティングアドバイザーである。

RAとは、クライアント(求人企業)と深く関わり、経営者や人事担当者に対し、採用コンサルティングや求人ニーズのヒアリングを行う。

経営戦略や理念、社風、求める人材像などを把握した上で、カスタマー(転職希望者)とクライアントとの最適なマッチングを実現させる仕事である。

この仕事の魅力は、企業が見えていない課題を発見し、解決することであると思う。

この仕事は、私自身、人材というリアルなソリューションを的確に提供できる唯一のサービスであると思っている。

それ故、最も大切だと思うのは企業とのパートナーシップである。

どんなに多くのクライアントを抱えても、その構築を怠っては最良の課題解決はできないだろう。

だからこそ、深く企業に関わらないと見えてこない課題もたくさんあるのだ。

つまり、自分自身を信頼してもらう、自分自身を商品として提供できることが何よりもの魅力であると言えるだろう。

もう1つは、CAと呼ばれるキャリアアドバイザーである。

キャリアアドバイザーとは、カスタマー(転職希望者)とマンツーマンで転職活動をサポートするパートナーである。

面談を通じてキャリアコンサルティングを行い、希望や適正に応じて最適と思われる企業を紹介する。

また、応募書類の書き方やアドバイスや待遇交渉の代行など、一人一人に決め細やかなサポートを行う。業界・職種に精通したキャリアに関するプロフェッショナルのことである。

この仕事の魅力は、やはり一人の人生により深く携わることができる点であると思う。

自分の紹介した会社で、その人の人生が大きく変わるものだからである。

求職者が新たなステージで活躍している姿を見ること、求職者の記憶に一生自分の名前が残ることこそ、この仕事の魅力であると思う。

リクルートキャリア

人材紹介業界で売上・転職成功数トップを誇る企業である。取引者数は約1万社あり、これも、人材紹介業界で1位の数である。

取引者数のうち約25割が資本金25億円以上の大手企業であり、大手企業へ転職を希望する求職者が多く存在する。

圧倒的知名度と、アドバイス力で他を大きくリードしている。

また、口コミによる紹介会社ランキングでも常に上位に位置している。

その結果、毎月1万人以上の新規登録者を集め、2006年の年間新規登録数は約11万人にものぼった。

紹介会社は派遣会社と同様、サービスの内容で明確な差別化ができない。

つまり、社員の優秀さという点が大きく占めるのではないかと考える。

リクルートエージェントは、「拍手と握手の文化」の社風を持ち、働き甲斐のある会社ランキング1位にもなったことがある企業である。

社員の優秀さ、社風の良さこそ、業界内にトップに位置する理由であろう。

パーソル(元:インテリジェンス)

リクルートエージェントには及ばないものの、3位以下を大きく突き放し、人材紹介業界2位に位置している企業である。

DODAブランドの展開でシェアを急速に拡大している。

この会社は、「直接応募」と「紹介登録」というふたつの選択肢を求職者に提供していることが特徴である。

DODAを見て、気に入った求人があった場合、直接応募できるのはもちろん、人材紹介サービスを通じてその求人に応募することができるようにしたのだ。

自ら企業とやりとりすることが不安であるとか、本当にその仕事が適しているのかを、コンサルタントが相談相手になるようなサービスである。

また、中国で新卒向けの求人メディアを立ち上げるなど、アジアを中心とした海外進出も活発化している。

人材コンサルティングの仕事内容と魅力とは

企業の組織ビジョン・人事戦略の策定から、人事制度構築・導入等を主とするコンサルティングサービスのことである。

定義の仕方は様々であるが、「人と組織を変えることで企業を変える」ことを目標とし、よって、専門的に組織人事課題解決を手掛けるのが人材コンサルティングということである。

企業によって違いはあるが、主に、組織開発・人材開発・人材採用戦力化が主流である。

つまり、人の心に働きかけ、組織の奥深くへ入り込み、アセスメント、トレーニング、コンサルティング、カウンセリングなどのソリューションを柱に、「人」と「組織」の最大化を追及する業界である。

魅力

人材コンサルティングに勤めている社員の方々がよく口にすることは、「自分でも日本を元気に出来る」という言葉だ。

人が変わり、組織が変わり、その影響で会社の業績が上がることで、日本の企業の成長と日本の経済の発展をうながすことができるフィールドで働いているという実感が持てる業界のようである。

就百人、数千人というクライアント企業の従業員すべての人たちのモチベーションややりがいに刺激を与えることができる仕事である。

これまでの、人の人生に密接に関わることはできないのかもしれないが、会社の人生に大きく関わることができ、ひいては、その会社の従業員の人生にも関わることができている仕事であるように思う。

リンクアンドモチベーション

世界で初めて「モチベーション」に特化した経営コンサルティング会社として誕生した。

人や心の問題である「モチベーション」は21世紀社会での重要テーマであると位置づけ、目に見えないモチベーション状態を、独自の診断技術によって可視化する方法を開発し、クライアント企業それぞれのモチベーション状態に応じて、各領域のソリューションを提供し、組織変革を実現している。

特徴はやはり、目に見えないモチベーションを可視化した、独自の技術である、「モチベーションエンジニアリング」である。

これは、診断段階から変革段階に分けて、組織のモチベーションをグラフ化した技術である。

このサービスは、年間1800社以上が導入しており、育成された人材がサービスを提供することによって、多くの企業に実効性を提供してきたのである。

リクルートマネジメントソリューションズ

リクルートグループの人材コンサルティング会社である。

まだまだ業界内の地位は高くはないが、リクルートの社風を受け継ぎ、魅力的な社員が揃っている。

特徴としては、リクルートの顧客を相手に取引ができるため、大手企業の組織に携わることができることが何よりもの魅力である。

また、入社後のキャリア形成の支援をしているのも魅力である。

独立してトレーナー、コンサルタントなどになる制度を設けているのだ。

様々なキャリアを選択できるための支援をしてくれるので、将来が明確になっている人には適しているといえよう。

どういう人が向いているか

人の出会いや成長を本気で支援したいと思えるかどうかに尽きると思う。

この仕事は、メーカーなどの営業に比べ、目に見える成果が見えにくい。さらに、目に見えない商品を扱っているからだ。

つまり、転職を成功させた後の、感謝の言葉を受け取ったときに喜びを感じることができる人が向いている。

一人ずつ、着実に、社会で活き活きと働いている人を増やしているのだという自覚をモチベーションにできるかによって、やりがいは変わってくると思う。

また、これは主観になってしまうのだが、今までの人間関係に後悔している人は向いているような気がする。

私は、これまで、自分が面白いと思った人としか付き合おうとせず、面白くなさそうだと判断した場合は、話すこともしてこなかった。

これまで、たくさんの人との出会いを無駄にしてきた。就職活動を始め、自己分析を進めるにつれ、このことを、とても後悔していると感じた。

だからこそ、社会人として働くときは、たくさんの人と出会える職業、そして、たくさんの人の出会いや成長を支援できる職業に就きたいと思ったのである。

働いてお金をもらいながら、これまでの人生の後悔を払拭できるかもしれないという希望が大きくなったため、人材業界を志望した。

そして、その中でも、「相手の記憶に一生自分の名前を残したい」という思いから、人材紹介業界を希望したのである。

だから、数字や給料よりも、多くの人感謝の気持ちだとか、それに自分の成果を、一人の人生に影響を与えているのだというモチベーションに変えることが出来る人は、この業界で活躍していけるのだと思う。

最後に、先ほど目に見えない商品を扱うと記述したが、そこでもやりがいを感じることができるかどうかで変わってくる。

例えば、組織コンサルティングの場合、結論を言ってしまえば、お金をもらっているわけだから、本気でコンサルティングしなくても良い。

言い方に語弊があるかもしれないが、妥協するかしないかは自分次第なのである。

また、人材紹介の場合、転職を成功させさえすれば、求人企業からお金をもらえ、自分の業績も上がる。真のマッチングとは言えないような場合でも、転職を成功させるケースだってできてしまうのだ。

そこで、重要なのが、結局のところ、本当に相手の人生を、本気で考えることができるかだと思う。

さらに、顧客の期待に応えるという気持ちだ。顧客の期待に応えてこそ自社が存在する、そのために一人一人の役割を果たすという気持ちを持てる人には、これほどやりがいを感じる業界はないだろう。

また、商品は「自分自身」である。相互の信頼関係を築く楽しさを感じられる人、自らの能力を活かしてくれる他者に、敬意を払い尊重できる人が、この業界で活躍できる共通点なのではないかと思う。

どういう人が向いていないか

主に、前述の逆の答えこそこの業界に向いていない人であると推測できる。

例えば、自分の成果を出したいがために、適当な転職を成功させてしまうケースや、自分は何のために働いているのかわからず、人の出会いや成長に対するモチベーションを維持できない人のことである。

まだ、働いていないので想像がつかないのだが、「自分の成果」と、「他人の人生の支援を願う」という2つのバランスを保つことは、非常に難しいことだと思う。

1人の人生のために何年も時間をかけ過ぎると、自分の成果が上がらず、ひいては会社の業績にも貢献できない。

この2つのバランスを保てるかどうか、保てるイメージが湧かない人には、難しい業界なのかもしれない。

他社、他人のことを、早いスピードで、漏れなく徹底的に調べる能力も必要なのかもしれない。

その能力こそ、「人の人生を支援したい」というモチベーションが動かしてくれるものだと思う。

結局は同じことになってしまうのだが、本気で人の人生を支援したい、その積み重ねで、自分は日本を元気にする役割を担っているのだという意識に変えることができない人には、本当に難しい業界なのだと思う。

どうやって向いている会社を調べるのか

このイベントのような、一気に何社か集まる形式のイベントに参加することをオススメしている。



なぜなら就職サイトでは、人材業界だけでも200社以上掲載されており、情報収集が難しいだけでなく、あくまでWebの情報であるため、なかなか社風などを感じることが難しい。

そのため、このような合同イベントでは「就活生と直接会いたい!」と思っている人材業界の会社が集結しているので、まずは合ってみて、自分に向いているかどうかを調べた方が、時間の限られた就職活動においては効率的だと考えている。

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