グループディスカッション攻略法 〜個人能力編〜
次に個人能力を上げるための攻略法について解説します。
個人能力アップの攻略法はエントリーシートを書くときの考え方にも使えますので、是非参考にしてください。
①論理的であるべし
②アイディアマンであるべし
③ケーススタディの練習をするべし
①論理的であるべし
論理的であることを表現するのは簡単なことではありませんが、いくつか技は実在します。
「解決策を提示する前に原因を提示する」「事象に対するヌケモレ重複を確認する」「チャートを使いこなす」など。
ある程度練習しておけば、練習をしていない人間よりも確実に「論理的に見せる」ことが出来ます。
論理的に見せることができるということは思考もある程度論理的になっているというように解釈して問題ありません。
例えば「お店の売り上げを伸ばそう」という場合に、いきなり「ではチラシを配りましょう」と言うよりも「このお店は集客に問題があるので(原因の提示)、チラシを配ることで解決しましょう」とした方が良いと思いませんか。
「集客方法はチラシだけでなく、新聞、TV、雑誌、口コミ、インターネット等の方法が検討する価値がある(事象に対するヌケモレ重複を確認する)」と発言することができれば満点ですね。
②アイディアマンであるべし
アイディアマンであることと論理的であることは別次元といってもいいでしょう。
論理がアイディアを支えることはありますが、論理がなくとも(もしくはそれを説明する能力がなくとも)素晴らしいアイディアを提示することはできます。
「論理性で勝負するのは難しいな」と感じている方は是非アイディアで勝負しましょう。
アイディアの質で勝負するにはそれなりの訓練が必要ですが、アイディアの量で勝負するのは割りと短期間の訓練で出来るようになります。
③ケーススタディの練習をするべし
グループディスカッションでは「課題」を提示され「解決する」というパターンが一番多いです。
(純粋に「○○について語り合ってください」というパターンもありますが)
これに対する「個人能力」を高めるにはケーススタディの練習が一番。
「自分でお題を考えてみる」「電車の中吊り広告に『何故?』を3回唱える」などの方法もあるので、是非試してほしいと思います。
さて、グループディスカッションのコツと対策についてここまで解説しました。
ぶっつけ本番ではやはりグループディスカッションを突破することは難しいです。
まずは一度やってみる、これが一番の準備です。
一人でもすぐにできるグループディスカッションの対策についてはこちらのページでもご紹介していますので、是非参考にしてみてください。
次のページでは、グループにおける立ち回りの攻略法について解説します!