就活ノウハウ

就職活動の基礎

いい就職活動とはなんだろう?

Webで「就職活動体験記」と検索をしてみると、多くの結果がヒットする。こういったページに掲載されているのは、就職活動を終えた学生が「学生であるときに」書いた記事が大半だ。
だが一方で、就職活動が終了した時点では希望に満ちあふれていた友人が、就職後数年を経てすっかり元気をなくしている光景を、PJSのメンバーは少なからず経験している。
これを、「就職活動が十分でなかったから、就職後にギャップが大きい。だから、就職活動はしっかりすべきだ」と捉えるのは、短絡的だとPJSは考える。なぜなら、自分も企業も生き物のように変化しており、時間が経てば様々なギャップが発生するのはあたりまえで、いつ誰にでも起こりうることだからだ。

では、本当の意味でのいい就職活動とはなんだろうか?

PJSが考える「いい就職活動」

PJSが考える就職活動の成功は、「自分でキャリア開拓ができるようになるための第一歩を踏み出せること」だ。

上に紹介したように、就職して間もない若手会社員の多くが現実とのギャップに悩み、その解決の糸口として「キャリア開拓」が大いに議論されているにも関わらず、就職活動に関連する情報として紹介されることはこれまで皆無に近い。例えば、キャリア開発の分野で非常に著名な、元マッキンゼーのコンサルタント高橋俊介氏の著書については、殆ど就職サイトなどで紹介されていない。
 
そこでPJSでは、この「キャリア開拓」の要素を考えながら、どんな就職活動を行えばいいのかを提案したい。

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キャリア開拓の定義

では、社会人キャリア論の中で注目されている「キャリア開拓」とは、どういったものなのだろうか。簡単にまとめると、次の表のようになる。

ここで対比に挙げている「これまでの考え方」とは、例えば「まず3年間コンサルタントをやって経営に関する考え方を身につけ、その後MBAを2年間掛けて取得し、帰国後はメーカー系の経営企画室あたりに付き、30代後半には再びコンサルタントとして独立する」というように長期的なプランを立てて、それを踏襲するスタイルだ。

それに対して「キャリア開拓」では、長期的なプランは持たない。あくまでコンサルタントという職種には興味は持っていて、入社して2~3年はどうしようという仮説を持っているが、入ってみて与えられた仕事が自分の予想と違ったとしても、それをどう自分の成長に活かせるかを考えつつ、ねばり強くその仕事に取り組む。こういったスタイルだ。

  これまでの考え方 キャリア開拓
成長への考え方 ■ 成長度合いは与えられた仕事の質に比例する ■ 成長度合いは仕事に打ち込んだ度合いに比例する
将来への展望 ■ 長期的キャリアプランがある
■ その展望をかつて実践した先駆者が存在する
■ 3年程度のプランはあるが長期的なプランは描いていない
■ 日常的に見直しを掛ける
現実と理想のギャップに対するリアクション ■ 現在の境遇を変えることを考える(転職・異動など) ■ とりあえず頑張ってみる
■ 自分の仮説を見直す

NEXT>> 2.これまでの考え方の限界

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