エントリーシートの書き方と対策

【送り方解説付き】エントリーシート質問別対策で受かる方法を解説

エントリーシートの基本が理解できて、あとはブラッシュアップするだけだ!提出するだけだ!と思っている方も、提出する前にこちらの内容をぜひ読んでみてください。

自己PR、志望動機、学生時代頑張ったこと、強み弱みなど、定番の質問に対してどう書くべきかを解説しています。

自分の気になるエントリーシートの質問だけ読んで書き方を学んでも良いでしょうし、「自分はどうやって書いてたっけな?」と復習の意味を込めて読んでいただいても構いません。

最後はエントリーシートの送り方まで解説しておりますので、何かお役に立てれば嬉しいです。

また、エントリーシートのノウハウはこちらで解説しておりますので、基本編が知りたい方は、まずはこちらからどうぞ!

質問別基本対策

ここまでの内容を全て実践するだけで、かなり高いクオリティのエントリーシートが書けると思います。

もし、この本に従って書いてくれている方がいらっしゃいましたら、これまで自分が書いたものと、今書いてある内容を見比べてみてくださいね。

さて、これからは質問別基本対策です。「この質問はこれが聞きたいから聞いている!」ということをお答えしていきたいと思います。

1.学生時代頑張ったことを書いてください。

これは、「本当に頑張ったこと」「本当に苦労したこと」を書いてください。

実際に、私の講義の教え子には、「365日毎日自炊をしました。それをブログにアップしています。」「地方から上京して、お金がなくて、3つのアルバイトを朝昼夜で掛け持ちし続けました」という内容を書いている学生もいます。

何も、サークルの代表になる必要はありません。(実際、面接をしているとウソか本当か知りませんが、10人に6人くらいはサークルの代表か副代表です…。)

もちろん、サークルの代表を「本気」で頑張ったというのであれば、ぜひその内容を書いてください。

これまでの人生で一番頑張ったと胸を張って言えることを書いてください。

できれば大学時代の方が良いですが、もし、高校時代が一番頑張ったというのであれば、それでも構いません。

万が一、「今まで何も誇れるものがない」という人がいたら、今この瞬間から本気で生きてください。

忘れてはいけないことは、自慢話ではなく、苦労話ですよ。

苦労したことを、当時の苦労をリアルに思い出しながら書いてください。誰にでもそのご自身の苦労が伝わるように書いてくださいね。

2.自己PRを書いてください。

基本的には学生時代頑張ったことと一緒です。ウソはだいたいバレます。

面接をしていて、わざわざ指摘しませんが、見破られていると思っていたほうが良いと思います。

みなさんが見栄えが良いと思っていることは、だいたい被ります。そして、見栄えが悪いことが多いです。

「確かにめちゃくちゃ苦労はしたけど…こんなの自己PRになるの?」という内容ほど良い自己PRだったりします。

本気で苦労したことが一番いいです。

その方が、面接も台本なんか作らなくてもいいでしょうし、どんな質問にもスラスラ答えられますよ。

「あなたを色に例えてください」「あなたを動物に例えてください」こういう系の問題も自己PRだと思って頂いて問題ありません。

何色でも、キリンでもラクダでも何を答えても良いです。自己PRができていれば問題ありません。

3.あなたの長所と短所を書いてください。

長所は自己PRと一緒ですね。思う存分、本気の内容を書いて長所に結び付けましょう。

問題は短所です。これも「本当」の短所を書いてください。「頑張りすぎることです。」と書いてしまう学生もいますが、これは長所です。

「短所は長所の裏側。短所を長所のように書きなさい」という説もありますが、私はそちらを意識し過ぎるくらいであれば、本当の短所を書くべきだと思います。

理由としては、面接官は面接をした際に、「この人のここがダメそうだ」と結構早い段階で見抜いています。(実際、性格診断テストも受験していて、その診断結果は面接官が持っているので、数値的にも短所がわかってしまいます。)

しかし、本当の短所を「あ、この学生はわかっている!」と安心します。

自覚しているということは改善の余地があるという判断します。

短所に気づいていない人は、「気づいてないなら、改善できるわけがない」と判断されてしまいます。

例えば、ものすごく第1印象が悪い学生がいたとします。

その学生は「私の短所は、第1印象が悪いことです」と書いたほうが良いのです。

ほぼ100%面接官も気づいて、心の中で思っていることですから。

ご自身のことを「自分勝手」と思うのであれば、書いていたほうがいいです。

自分勝手な人は見抜きやすいですし、性格診断テストに出ているでしょうし。

本当の短所を書いたあと、最後に「この短所を自覚しているので、他人に迷惑をかけないようにしている」というような内容を一言添えてください。

私の講義では、この「短所」を正直に書くことを重視させています。

短所を自覚していないことが一番成長の妨げになりますし、面接官が嫌う傾向があるためです。

本当の短所を書いても、合格率には何も影響はございませんので、ご安心ください。そもそも、私も面接官も必ず短所を持っていますので。

4.志望理由を書いてください。

志望理由は、「企業研究の成果を発表する場」だと覚えておいてください。

これは、エントリーシートも面接も同じです。

志望理由を書いてくださいと指示されているのにも関わらず、自分のことを永遠と書いてしまうエントリーシートもありますので、しっかり志望理由を書きましょう。

そして、志望理由は同業他社と志望企業の違いを説明してください。「比較した結果、私は貴社に適しています」ということを説明・証明する場です。

志望動機で書くべきこと

・貴社とA社では、評価制度にBという違いがある。私は貴社の評価制度を求めている。
・貴社は、A社と比較した場合、Bという魅力が強いので、私は魅力に感じている。

という内容になるイメージです。

企業研究は、就職活動で差をつけるための、とても重要なポイントでもありますので、しっかりと対策をしておきましょう。

行きたい会社の企業研究だけでなく、その同業他社も数社調べることは必須です。

今回はエントリーシートという内容なので、詳しくお伝えはできないことが残念ではありますが、企業研究の方法を知りたい方は、こちらをご覧くださいね。

実際に内定者が書いたエントリーシートを見てみよう!

それでは、実際に内定者が書いたエントリーシートを見てみましょう。(ちなみに、問題も実際のもので、外資コンサルティングファームで出題された内容です。)

エントリーシートを書く上でのポイントを復習し、さらに「この内容ではこういう質問が来る」という面接対策もお伝えします。

あなたが過去にチャレンジしたことの中で直面した最大の困難は何ですか。またそれに対してあなたが何を考え、どう対処したか、その経験が今どのように活かされているかについて記述してください(600字)

【塾講師として受験生合格までの1年間】A
私は講師2年目に高校受験生の担当となった。私はその頃から「受験などの成功体験をきっかけとし夢や目標持てるよう生徒を支えたい」という思いを持っていた。B 私はこの思いで、当初は難易度Bの高校を志望していたこの生徒を「難易度Aの高校に合格させる」という目標を立てた。C しかしこの生徒は、勉強への主体性が低く、学校成績も志望校レベルに達していなかった。私はこの現状は「失敗体験>成功体験」という過去の勉強経験がボトルネックだと考えた。D そしてそれを克服するために
⑴主体性向上:自信と意欲を上げる
⑵成績向上:学校成績を上げる
⑶応用力向上:受験対策を行う」というステップを設けた。
具体的には次の施策を行った。
⑴:毎授業で高得点が取れるように設計した確認テストを行い、生徒自身も実感できる点数化したフィードバックを与えることで、生徒の自信と実力を上げる
⑵:⑴で得た自信と実力を基に学校の定期テスト対策を行い、学校の成績を上げる
⑶:入試に必要な応用力身につける
この取組みの結果、この生徒は難易度Aの高校に合格することができた。 私はこの経験で得た成功体験による「自信」と、「適切な現状把握とアプローチ」「成功を信じる信念」「実行するコミットメント」という私の考える成功に必要な3つの要素を得ることができた。E そしてこれらが、今の私のビジョンを形成する基になっている。F(600文字)

いかがでしょうか。

彼は、このエピソードを「論理性アピール用」と位置付けてエントリーシートを提出しておりました。

実際、彼は10ほど受験しておりますが、エントリーシートで落とされたことは1度もなく、外資系のITコンサル企業に内定をいたしました。

さらに、このエピソードをエントリーシートに書いた際の、想定される質問を以下に記載いたします。

自分で書いたエピソードを見つめなおしてみて、自分で想定される質問を予想することも、就職活動では重要なアクションだと思います。

良かったポイントの解説

A:タイトルをつけることで、設問にまずは答えていますね。結論ファーストができています。
B:「背景」と「動機」を簡潔に、読み手にわかりやすいレイアウトで書かれています。
C:「問題解決」のために「目標設定」をしている。具体的に説明できているところが良いですね。
D:「問題」の原因に対する「仮説」を立てることができている。主体性だけでなく、論理性もアピールされている。
E:陳腐なまとめはなく、最初の文章と結びついており、簡潔なまとめができている。
F:これはちょっと教えていなく、レベルの高い手法のですが、確実に面接官に食いつかせる”フリ”です。彼は自分のビジョン=確固たる働く目的を持っていたので、「これを理解してくれない会社には入社しない」と言っていました。そのため、確実に「あなたのビジョンとはなんですか?」という質問を面接官にさせていました。

さて、このエントリーシートを読んだ面接官は、どんな質問をしてくれるでしょうか。

これをご自身のエントリーシートでもやってみて、想像して対策することが大事です。

そして、思っている以上に予想は当たりますので、やって損はないですよ!

面接対策

・この経験で一番苦労したことは何ですか?
・なぜ仮説に対して、このような取り組みをしようと思いましたか?
・この経験で一番成長した点はどのような点ですか?
・また、それを日常どのような点で活かされていると感じますか?
・このように、自分で目標を設定して達成した経験は、他にありますか?

上記内容は、ほぼ確実に聞かれる内容だと思います。

このエントリーシートを読むと面接官は、「彼は論理性がありそうだ。主体性もありそう(苦労することもできそう)だから、そこを重点的に聞いてみよう。」という思考になります。

実は、彼の作戦勝ちです。彼は「論理性」が弱点で、本人も苦手意識を持っていました。

一方で、「主体性」に関してはすごく自信を持っていて、実際に私の講義でも、圧倒的なリーダーシップと存在感を発揮してくれていました。

そこで「エントリーシートに主体性を書きすぎると、面接では、論理性があるかどうかを判断される質問が来てしまう」と、面接を繰り返す中で学習をして、予めエントリーシートでは主体性以外に重点を置いて書いていたそうです。

その結果、面接では思う存分「主体性」をアピールできるような回答をして、見事4社の内定を獲得しました。

10社中8社も最終選考に進出している結果から見ても、高い面接通過率を誇っていました。

エントリーシートの送り方など(その他の注意事項)

ここからは、就活生のみなさんが、意外と悩んでいられるようなので「エントリーシートの送り方」をご説明します。

以下の内容を知っていれば、損をすることはないと思いますので、ぜひご覧ください。

1.提出する前に最終チェック!

最後に、せっかくクオリティの高いエントリーシートを書いたのに、つまらないミスで悪い評価を受けないためのチェックシートをお伝えしておきますね。

チェックポイント
良い→5点 悪い→1点
(読者にチェックポイントを指摘してもらおう!)

1
誤字脱字がないか

2
句読点は適切か

3
質問に答えているか

4
何が言いたいのか
伝わってくるか

5
よく分からない
単語はないか

6
よく分からない
状況説明はないか

7
具体性があり、
納得させられるか

8
主観的な副詞、
形容詞が多くないか

9
その他
(印鑑のかすれなど)

ぜひこの表を自分で作成して、

・まずは自分でチェックする。
・友人3名にチェックしてもらう。
・身近な社会人にチェックしてもらう。

この作業をやってみてください。

チェックしてもらった人全員に「素晴らしいね!」という評価をもらえるのであれば、エントリーシートは通過しま
すし、面接の通過率も高まるはずです。

2.エントリーシートの送り方

基本的には、志望企業の指示に従いましょう。もし、明確な指示がない場合は、以下のような送り方がベターではないかと思います。ポイントとしては、

送る前にチェック!

・赤字で履歴書在中と明記しておくこと。
・組織や部署に送る場合は「~御中」、特定の個人に送る場合は「~様」と書くこと。
・書類送付状を添えること。

これくらい気を付けておけば、問題ないかと思います。どうぞご参考にしてください。

就活を成功させるために大事なこと

就活生のみなさん、いかがでしたでしょうか?
ここまでお読み頂いた就活生のみなさんに感謝の気持ちと、就活の成功を願って、最後に“就活を成功させるために必要なこと”ということでメッセージを送らせて頂きます。

エントリーシートの書き方は、テクニックでしかない。
このエントリーシートの書き方をマスターしても内定をとれるわけではない。

これが、私が最後のメッセージです。ここまで伝えてきた内容とは、ちょっと矛盾してしまうかもしれませんが…。

就活生のみなさんは「テクニックさえ身につければいい」と考えている方がとても多いです。

エントリーシートの書き方が知りたい。面接の突破法が知りたい。グループディスカッションでの振る舞い方が知りたいなど…確かにとても大事なことなのですが、言ってしまえばこれらは「最後にちょっとだけ対策すればいい」と私は考えています。

もっと大事なこと。

それは、「人間として当たり前な行動を、普通にできるようになること」です。

そして、「人間として1流であること」が大事です。

その、人間を磨く努力をすることの方が、何倍も大事なのです。

なぜならば、1流の会社には、1流の人間しかいないからです。

自分の人間力を高める前に、1流の会社に「テクニックだけで」入社しようとしていますが、それでは絶対に受かりません。

これまで1,000人以上の学生とお会いしてきておりますが、例外はありません。

私の講義では、これをしつこいくらいに伝えています。

そして実際に、しっかり人間力を高め、どの会社からも評価される、素晴らしい人間となって巣立っていきます。

私自身も、学生から勉強させてもらっているくらい、これからの日本を背負ってくれるのが楽しみな人材となって卒業していきます。

みなさんは、ちゃんと大学生活を送っていますか?
みなさんは、元気な挨拶ができますか?
みなさんは、ご両親に感謝を伝えていますか?
みなさんは、周りのご友人に「ありがとう」を言えていますか?
みなさんは、初対面の人と会ったとき「はじめまして!今日はよろしくお願いします!」と笑顔で言えていますか?

今、ご自身の中で思い浮かぶ「1流の人間」はどのような人でしょうか。

その人が持っている要素はどのようなものでしょうか。特に特別なことはないと思います。

上記のことが、毎日顔を洗って歯を磨くかのように、意識せずに当たり前にできている人間ではないでしょうか。

テクニックよりも大事なこと。それは、1人の人間として、当たり前のことを当たり前にできることです。

そして、みなさんは例外なく1人の人間として尊い存在ですし、必ず1流の人間になります。

「人間として大切なこと知っている」のであれば「必ずできる」からです。

人によっては、過去に思い出したくないような辛い経験をしたり、傷ついたりした経験もあるかと思いますが、それでもやっぱりみなさんは素晴らしい存在です。

過去に捉われて洗脳されて生きるよりも、1度しかない自分の人生を、誰よりも期待して過ごして欲しいなと思います。

これが、私からの「就活を成功させるために大事なこと」のメッセージです。

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