エントリーシートの書き方と対策

【永久保存版】伝わるエントリーシートの書き方とは?

就活生のみなさん。はじめまして!

このページにたどり着いたあなたは、きっとエントリーシートの書き方に悩まされていることでしょう…。

筆者は現在、採用コンサルタントとして企業の新卒採用・中途採用の設計をする採用コンサルタントとしても活動しており、エントリーシートの問題を作成したり、エントリーシートの合否を決めたりする仕事をしております。

この経験やノウハウをもとに「エントリーシートの書き方」についてお伝えさせて頂きます!

きっとお役に立てると思いますので、長文ですがぜひ読んでみてくださいね!

そもそもエントリーシートとは?

この時期にもなると、そろそろ周りも就活モードになっているのではないでしょうか?この記事は「エントリーシートの極意」となっておりますが、ひとまず、就職活動のフェーズについて簡単におさらいしておきましょう!

以下の図に、就職活動の基本的な選考フローを記載しております。

内定に至るまでそれぞれには、「選考の目的」がしっかりあります。

エントリーシート

人気企業であれば、応募者は50,000人を超える企業もあります。企業は、50,000人全員を選考してあげたいという気持ちは山々ですが、物理的に限界があります。そこで、エントリーシートを使って【選考をする学生】を選別するという目的があります。エントリーシートを提出して、選考を通過する(次の選考に進める)確率は企業によってばらつきはありますが、一般的には、合格率は30%程度と言われています。

1次選考

グループディスカッションやグループワークを実施する企業が多いです。これは、学生がN対Nのコミュニケーション場で、どのような行動をとるのかを判断します。ここも、一般的に合格率は30%程度と思って頂いて構いません。これは【面接をする学生】を選別する場です。後程記載しますが、面接は比較的「誰を合格させようか」という目線で判断しますが、ここまでは「誰を落とすか」というネガティブチェックの割合が多く見られます。

2次選考

面接官1人に対して、2,3人の学生が面接を受けます。いわゆる「集団面接」を実施する企業が多いです。序盤の面接では【部下にしたいかどうか】で判断するという目的が多く、若手の面接官が出る傾向が多いです。ざっくり言ってしまうと「コミュニケーション力」を見られているのですが、どんな面接官でも、しっかりと気持ちが良い会話ができるかどうかを重視している企業が多いです。

3次選考

面接官1人と学生1人で、約60分という時間をかけてじっくりと「個人面接」をする企業が多いです。ここまで来ると「誰を合格させるか」「誰に内定を出すか」という選考になってきます。ここで一番見られているのは【この学生は、内定辞退しないかどうか】をかなり重視して見られています。つまり、「弊社に入社したらどんな仕事をしたいですか?」「他にはどんな企業を受験していますか?」など、志望動機を聞かれるケースが多いです。ここでしっかりと志望度の高さをアピールしておかないと、「この学生は内定を出しても、他の企業に入社してしまうかも」「このくらいしかうちの会社を理解していないなら、ちょっと辛いことがあったら辞めてしまうかも」という理由で落とされてしまうので要注意です。

内定(最終選考)

最終選考まで進んでも安心してはいけません。合格率は、これまでのフェーズで一番高めではありますが、ここで落ちてしまうことも結構あります。ここまで来たら企業は、「誰を内定出しても大丈夫」という気持ちで最終選考まで進めています。しかし、ここで見られているのは【数年後、エース級の活躍ができるかどうか】というところだと思います。聞かれる内容は、1次面接~これまでの復習のような確認の質問が多いので、これまで聞かれた内容は必ず復習しておきます。そして、自分のどの部分が評価されたのか、自分のどこか懸念されているのかをしっかりと把握し、「御社に入社します。辞退もしませんし、辛いことがあっても辞めません」という内容をアピールすることが必要です。

と、ここまで一般的な内容を書いてしまいましたが、概ねどの企業も上記の考えを持っていると思って頂いて大きな違いはないです。面接のテクニックなどもお伝えしたいのですが、今回はエントリーシートのお話ですので、ここからはエントリーシートの内容を詳しくお伝えしていきます。

なぜ選考にエントリーシートがあるのか?

それでは、もう少し、エントリーシートについて詳しくご説明します。前述の通り、基本的な考え方は応募者全員を面接することができないので、面接に呼ぶべき人物を選ぶために用いる採用手法です。中には、説明会に参加できる人を選抜するために用いている企業もありますが、基本的には応募者全員と会うのは無理!ということで、会える人数分に絞り込む作業のことです。

ここで、エントリーシートは、主に2つの使われ方をしているということを最初にお伝えします。

(1)エントリーシートによる選考
(2)エントリーシートを面接の素材にする

企業によって使われ方は異なりますが、大きくこの2つです。
まず、(1)ですが、エントリーシートをじっくり読まれて合否を決めているとは考えにくいでしょう。(1)のエントリーシートによる選考では、

「締め切りよりも早く提出しているか?」
(企業は、早いほど志望度が高いという印象を持ちます。)

「誤字脱字はないか?」
(志望度が高い企業には、誤字脱字はないはずです。誤字脱字があると、慎重さがないと思われるだけでなく、志望度が低いと思われてしまいます。)

「わかりやすい文章か?」
(わかりやすい文章を書ける人は、コミュニケーション力があるという印象を持ちます。)

上記3つが見られています。このくらいでしか、エントリーシートで判断することができないのです。もっと言うと、「エピソードで差別化をして合格しよう!」とするのはかなり難しいと考えた方が良いです。学生に人気がある企業は、1万枚は軽く超えるエントリーシートが提出されます。

例えば…
・マクドナルドのアルバイトで、店長代理を任せれ、売り上げを2倍にした。
・スターバックスのアルバイトで、副リーダーを任せれ、お客様満足度が2倍になった。

この2つのエピソード。どちらかしか合格しない場合、どちらを合格にさせますか?

もし、採用担当者が1枚1枚エントリーシートをじっくりと読んでいると仮定した場合…

「スターバックスの方が、お客様満足度を2倍にすることが難しそうじゃないですか?」
「いやいや、マクドナルドの方が難しいですよ!」

みたいな会話をしていると思うでしょうか?この2枚だけならいいでしょうけど、これが10,000枚届いた場合、10,000枚の優劣を、エピソードでつけることができると思いますか?学生の就職支援をしている私としては、学生が魂を込めて書いたエントリーシートを1枚1枚見て欲しいのですが、残念ながら現実はそんな非効率なことはしません。そんな面倒くさいことをしたくないから、インターンシップや、webテストなどを実施しているわけですね。

ではいつ見られるのか?

最もじっくり読まれるタイミングは、面接のときでしょう。それが、(2)のエントリーシートを面接の素材にするということです。
それでも、おそらく面接前の5分ほどで目を通すことになると思います。企業は採用シーズンになると、これまた膨大な量の学生と面接をします。1組面接が終わって、また1組面接が始まってと、次から次へと学生の面接をするわけです。まさに、その合間に読まれるエントリーシートが、1番時間をかけて読まれることでしょう。

面接の素材にするポイントとしては、この学生にはどんな質問をしようかということです。
つまり、この章の結論は【エントリーシートは面接を受かりやすくするために書くもの】という意識を強く持って欲しいと思います。それができれば、(1)の場合でも、エントリーシートは通過します。人気企業であればあるほど、(2)の要素が強くなってくるはずです。そのため、今回のエントリーシートの極意では、【面接を受かりやすくために書く、エントリーシートの極意】についてお伝えすることになると思います。そうすると、必然的にエントリーシートによる選考をする企業でも通過する確率が高くなる要素がたくさんあるからです。

エントリーシートの誤解

よく学生から聞かれる質問があります。
「私は、学生時代にたいした経験をしていないのですが、選考に不利でしょうか?」
「サークルで副部長を務めているのですが、部長じゃないし、規模も30人くらいなので、アピールできませんよね…?」
このような質問を、本当にたくさんされるのですが、これがとんでもない誤解です。普通の学生でも、普通の学生生活を送っていても、人気企業から内定は必ずとれます。実際、私が主催している就職スクールで一緒に頑張った学生は、偏差値50前後の大学で、本人はかなり学歴の低さを心配していました。しかも、浪人していてさらに1年留年をしているので、1浪1留で、塾のアルバイトを頑張っていたという学生。それでも、彼はコンサルティングファームに内定を獲得しました。

これは「企業は学生時代の成果をあまり重視しない」ということをお伝えしたいのです。もし、本当に”すごい経験”をしている学生しか採用しないのであれば、先ほどの図のような、長い選考フローはいらないですよね。履歴書1枚で、”すごい経験”をしている学生を、とにかく採用すればいいのです。

大切なこと、そして最も基本的なことは、自分の言葉で、自分の魂を込めて書くことです。いきなり、ありきたりなことで申し訳ないのですが、それでも本当に重要なことです。理由は2つ。

(1)無理にエピソードを作って提出しても、落ちたときの後悔が大きいから。
(2)本当に思いを込めて書かないと、面接で突っ込まれた時に自分が苦しむから。

この2つに尽きます。(1)は言わずもがなですけど、(2)については自分の選考突破確率を大幅に下げてしまうリスクがあります。思いを込めて書いたエントリーシートは、面接で対策していない質問が来ても、なんとか切り返せるものです。次回詳しくお伝えしますが、自己PRであれば「これまでの人生で、本当の本当に頑張ったこと」を書いた方が良いのです。私の知っている例では、「大学3年間、毎朝自炊をしてきました。1人暮らしでお金がなかったので、朝ご飯を自炊して、その残りをお弁当にして学校に持って行きました」というエピソードをエントリーシートに書いている学生がいました。この学生は、面接突破率がものすごく高かったですよ。本当に頑張ったものであれば、エントリーシートを読んでも、面接で話しても、採用担当者の心は大きく動かすことができるのです。

本誌を読んでくれているあなた自身が、本気で頑張ったことに対して、「どのように考え」「何を感じ」「どう行動して」「どんな結果で」「何を学んだのか」。これを自分の言葉で、魂を込めてエントリーシートを書くことが大切です。エントリーシートだけではなく、就職活動全体でとても大切なことですよ!

「良い文章」と「悪い文章」

では、まず【良い文章】と【悪い文章】について考えてみましょう。これまで、小学校の作文に始まり、大学のゼミレポートなど、たくさん文章を書く機会があったと思います。その度に、いろいろなことに気をつけて文章を構成してきたと思いますが、みなさんはどんなことに気をつけて書いてみましたか?それを思い出して、まずは1度、良い文章と悪い文章はどのようなものか考えてみましょう!(近くに紙とペンがあったら、ぜひ書き出してみてくださいね。)

なぜこの作業が大事かと言うと…実はこれまで習ってきた文章を書くにあたってのポイント。これがまさに、エントリーシートを書くにあたって大事なことなのです。忘れていたり、もう身に染みつき過ぎて思いだしたりすることもないかもしれませんが、まずあなたが知っている文章を書くにあたっての必要な要素。これが、まずエントリーシートを上手に書くポイントです。

一応、既に知っているであろう、文章を書くにあたっての基本的な要素挙げてみます。

・誤字脱字がない(前述の通り、すごく大事です)
・「~です」「~ます」調を統一すること
・話が変わるときは、段落を変えて、最初の1マスを空ける
・主語と述語がはっきりとしている
・「て」「に」「を」「は」の使い方が正しい
・接続詞「そして」「~が」を乱用しない
・ら抜き言葉(ら抜き表現)で書かない

などなど…これは小学校の授業で習ったことですが、この基本は大切です。
この基本的なポイントをふまえて、このポイントがクリアできているという前提で、私がお伝えするエントリーシートのポイントをお伝えします。

書き方のポイント1 何を書くか!

1.全体戦略を持つべし。
2.質問に的確に答えるべし。
3.メッセージが明確であるべし。

1.全体戦略を持つべし。

全体戦略とは、内定に必要な3要素があることを万遍なくアピールしてくださいということです。私がお伝えしている、内定に必要な3要素を以下の図でご説明させて頂きます。

つまり、全体戦略とは、エントリーシートの設問に対して、内定に必要な3要素を、どの設問でアピールをするかを、書き始める前に考えるということです。例えば、エントリーシートの設問で

(1)自己PRをお願いします。
(2)これまでの人生で、一番の挫折経験を教えてください。
(3)今後の日本経済が、どのように変化していくか、あなたの意見を教えてください。

この3つの質問があったとします(例題なので、ものすごくわかりやすい設問にしております。)この3つの質問があったときの全体戦略とは、

(1)自己PRをお願いします。⇒主体性をアピールしよう!
(2)これまでの人生で、一番の挫折経験を教えてください。⇒協調性をアピールしよう!
(3)今後の日本経済が、どのように変化していくか、あなたの意見を教えてください。⇒論理性をアピールしよう!

ということになりますね。後程お伝えしますが、「主体性アピール用」「協調性アピール用」「論理性アピール用」のエピソードを用意しておくと、楽にエントリーシートが書けるようになりますよ!

2.質問に的確に答えるべし。

エントリーシートに限った話ではありませんが、まずは質問に対して答える。いわゆる【結論ファースト】を意識して書きましょう。例えば、「学生時代に頑張ったことはなんですか?」という設問に対して、

(A)私は学生時代、スターバックスでアルバイトをしていました。その店舗は、関東地区でとても売上が悪い店舗でした。働いているメンバーのモチベーションが低く、店舗全体が暗い雰囲気でした。店長代理というポジションを任されていた私は、この状況を変えたいと思い~

(B)私が学生時代に頑張ったことは、店長代理として、アルバイト先の売上を2倍にしたことです。私は、スターバックスでアルバイトをしています。その店舗は、関東地区でとても売上が悪い店舗でした。

Bの文章が質問に的確に答えている、【結論ファースト】ということです。当たり前のことのように思いますが、多くの学生さんは、Aの文章で書いてしまっていることが多いです。前述の通り、エントリーシートをじっくり見られるタイミングは面接前だと思った方が良いです。時間がない中でエントリーシートを見られると考えた場合、やはりすぐに内容がわかる内容の方が適切です。最後まで読ませるのではなく、最初の数行を読んだだけである程度内容が理解でき、最後まで読む気にさせることが、とても大切なポイントです。

3.メッセージが明確であるべし。

これは一言で言うと、「読んだ人が全員同じ感想を持つように意識する」ということです。当たり前ですが、1つのエピソード対して伝えたいメッセージがありますよね。例えば「このエピソードで、目標を達成する力を伝えたい!」と思ったとします。その場合、10人の採用担当者が10人全員「この子は、目標を達成する力がある!」と思ってもらわないといけないということです。これはもちろん文章力を高めるということでも身につきますが、お友達などに見てもらうことをおススメします。お友達10人全員が同じ感想を持ってくれたら、それは良い文章を書けているということです!ここに関しては、1つのエピソードをブラッシュアップするときのポイントというイメージです。このエピソードでいこうかなというのが決まったら、とにかくたくさんお友達や先輩に見せて、少しずつ表現などを変えていきましょう。

書き方のポイント2 どう書くか!

1.構造的であるべし。(まずは箇条書きにしてみよう!)
2.具体的であるべし。(物語として書いてみよう!)
3.わかりやすい文章であるべし。(中学生にもわかるように書こう!)

突然ですが、みなさんは『桃太郎』の話を知っていますか?“むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました~”でおなじみの、鬼退治をして大活躍する『桃太郎』のことです。おばあさんが、たまたま川で洗濯をしていると、偶然にも川に桃が流れて来たらしいです。その桃を家に持って帰って、食べようとしたら、なんと桃の中から生まれたという特殊な経歴の持ち主ですよね。途中で、きびだんごを巧みに使って、犬や猿や雉を仲間にしていましたね。最後は鬼が村人から盗んだ財宝を持って帰り、おじいさんとおばあさんと幸せに暮らしたらしいです。…と、決して桃太郎について解説をするわけではありません。要は、この『桃太郎』を限られた文字数で、伝えなければいけない情報を伝えて、誰にでもわかりやすく伝えることができますか?まさにこれがエントリーシートを書く能力のわかりやすい例だと思っています。それでは試しに、『桃太郎』を400文字で書いてみましょう!

「桃太郎とは、日本のおとぎ話である。「桃太郎」が、イヌ、サル、キジを従えて、鬼ヶ島まで鬼を退治しに行く物語である。当時、おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川に洗濯に行っていた。おばあさんが洗濯していると、大きな桃が流れてきた。おばあさんは桃を自宅に持って帰り、桃を食べようとすると、桃の中から男の子が出てきた。それを「桃太郎」と名前を付け、育てることにした。桃太郎が大きくなった頃、鬼が村へ襲ってきては財宝を奪い、村人を困らせていた。桃太郎は鬼を退治しに行こうと、鬼ヶ島へ征伐に出かけることにした。おばあさんが別れ際にきびだんごを作って渡してくれた。鬼ヶ島に向かう途中、犬、猿、キジと出会った。それぞれが、きびだんごを欲しがるので渡すと、3匹は桃太郎の家来になった。桃太郎と家来たちと力を合わせて鬼退治をした結果、無事に鬼を退治し、村人から奪っていった財宝を持ち帰ることができ、村には幸せが戻った。」ここにテキストを入力

さあ、皆さんの『桃太郎』はしっかり400文字でわかりやすく書けているでしょうか。コミュニケーション能力の高い『桃太郎』になっているでしょうか。これはエントリーシートのノウハウというよりは、「良い文章を書くため」の練習です。(ノウハウは次の章からお伝えしますね!)一度、ぜひ周りの就活仲間とワークをしてみてください!このワークを、私が運営している就活スクールでやらせると、「桃が流れてこない桃太郎」「きびだんごを配らない桃太郎」など、新しい『桃太郎』が生まれてしまいます…。練習がてらに一度実践することをおススメいたします。

1.構造的であるべし。(まずは箇条書きにしてみよう!)

例えば桃太郎の場合、必ず書かないといけない情報がありますよね。
時:むかしむかし
登場人物:おじいさん、おばあさん
仕事:おじいさん→山へ芝刈り、おばあさん→川へ洗濯
流れたもの:桃
大きさ:大きい
流れた場所:川

このように、まずは確実に洩れてはいけない情報や拝見を箇条書きにして書き出すことをおススメいたします。なぜこのような作業が必要なのかは、この後記載いたしますので、どうぞ読み進めてみてください。

2.具体的であるべし。(物語として書いてみよう!)

上記のように箇条書きをしてから、そのあと初めて、

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯にいきました。おばあさんが川へ行くと、上のほうから大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてくるではありませんか…

というように物語として書き始めることができるようになります。つまり、自分にとっては当たり前のエピソードですので、無意識に省いてしまいがちな情報や背景を落とさないためです。これを落としてしまうと、読み手に具体性が伝わらなくなってしまうので要注意です。

また、「私には行動力があります」と書いても、残念ながら行動力は伝わりません。「○○と言う困難があったけど、△△という行動を自ら進んで取り組んだ」「さらに、○○という課題に直面したが、誰もやりたがらない△△という取り組みをした」のように、具体的になって初めて伝わります。行動力があるかどうかは、全ては読み手が決めることです。行動力があることに説得力を持たせるための情報を、具体的に書いて説得力を持たせる必要があります。

そのため、1度全て箇条書きで書く!必要な情報が洩れていないかをチェックする!そのあと、文章として書いてみる!を意識して書いてみてください。

3.わかりやすい文章であるべし。(中学生にもわかるように書こう!)

これは簡単です。誰にでも伝わる単語で文章を表現しましょうということです。(理系の専門分野は除く)
例えば…

✕バイト ○アルバイト
✕バスケ ○バスケットボール
✕バレー ○バレーボール

というように、省略形で使ってしまいがちな単語は要注意です。あまりないとは思いますが、たまにこういう学生が見受けられます。

私はよく「中学生にもわかるように」と伝えています。自分の経験を書くことが多いので、ついつい自分の専門分野の言葉を一般常識と捉えがちだったりします。自分にとっては当たり前のことを書いてしまうことがあるので注意してください。知らない人が読むと、意外と伝わらないことがあったりします。アルバイトとか部活とかは結構危険ですね。
例えば「アルバイト先はコミュニケーションが取りに環境で…」という事実があっとします。この原因が「10代の高校生から50代の方まで働いている職場のため、休憩中も会話がない」だったとします。意外と、この背景をカットしてしまうエントリーシートが多いです。この文章を削ってしまうと、せっかくの苦労も伝わらなくなってしまうので、自分が当たり前だと思う背景こそ、大切に扱って欲しいと思います。
対策としては、たくさん他の人に添削してもらうことです。私が運営する就活スクールでは、必ず学生同士で読み合いをして、その後私が添削をして、ようやく企業に提出しています。面倒くさいと思うかもしれませんが、志望度が高い企業だけでもぜひやってみてください。

書き方のポイント3 最終チェック!

1.副詞は排除するべし。
2.一文を短く書くべし
3.陳腐な「まとめ」は不要であると知るべし。

1.副詞は排除するべし!

「すごい」とか「とても」とか「非常に」のことです。これは、わざわざ書く必要はありません。「すごく大変だったね」は読み手側が判断することです。今後、このような副詞は書く必要はありませんので、今日から全て削除してください。削った分は、ぜひ「絶対に伝えたいメッセージ」を伝えるための情報を補ってください。

2.一文は短く書くべし!

句点が多いエントリーシートを多く見ることがあります。句点が多いと、「Aで、Bで、Cで、Dで、Eです。」のように、どうしても一文が長くなってしまいます。これは、明確な文字数などはないですが、多くても80文字くらいでしょうか。「しかし」「なぜならば」の接続語を上手く使って、リズムの良い文章に仕上げてください。

3.陳腐な「まとめ」は不要であると知るべし!

「私は、Aという経験をしてチームワークが身に付きました。この経験で学んだチームワークを活かして、社会人になっても頑張りたいです」という文章のことです。まさに就活っぽい、エントリーシートっぽい文章ですね。今日から、これは一切削除しましょう!これだけで、下手したら100文字くらい消費してしまいます。このようなまとめに100文字使うのであれば、「伝えたいこと」に具体性を持たせて、説得力を持たせるために使ってください。

エントリーシートに書くエピソードの準備

さて、ここまで理解できたら、実際に書き始めることができます!
今回は「自己PR」を例にさせて頂きますが、どんな問題にも通用する書き方ですのでご安心ください。

自己PRは前述の通り「人生で一番頑張ったこと」を書くことをおススメします。なぜならば、本当に頑張ったことであれば、面接でとても気持ちのこもった回答ができるだけでなく、想定外の質問が来てもちゃんと答えることができるからです。これを、就活っぽい、いわゆる「作られたエピソード」を書いてしまうと、自分の首を絞めるだけになってしまいますので、本当に頑張ったこと(できれば大学時代)を1つ思い浮かべて読み進めてみてくださいね。

手順1.800字→600字→400字→200字と書いてみよう!

まずは、これまでお伝えさせて頂いたことを意識しながら、「自己PR」について800字で書いてみましょう。例えば、今回は「責任感があります!」について自己PRをするとします。その場合、800字で書こうとすると、以下のようにエピソードを3つくらい書いてちょうどいい文量になるかもしれません。そのため、3つのエピソードを800文字に盛り込んでしまいがちです。

・居酒屋のアルバイトでリーダーをしていました。
・友人の悩み相談をされると、必ず最後まで相談にのっています。
・ゼミの課題を、最後までやり遂げました。

しかしここで、気をつけて欲しいのは、「責任感がある」ことを伝えるために1つのエピソードだけで800字をフル活用することです。1つのエピソードに少しずつ慎重に肉付けをします。それは、「責任感がある」ことを伝えるための情報です。上記3つのうち、1つだけエピソードを絞り込み、具体的に書いていきます。
さて、800字が書けたらこれを600字にしてみましょう。その際、200文字の余計な文章を減らす必要が出てくると思います。重要な要素は残し、「この文章はなくても相手に伝わるだろう」という文章は慎重に削っていきます。ちなみに、600文字で書くというのは、面接用にも使えるからです。面接官に「自己PRをしてください!」と言われたら、この600文字の文章を話し言葉で伝えましょう。これがちょうど良い量になると思います。
それでは、さらにそれを400字にしてみましょう。すると「3年間頑張りました」を「頑張りました」に減らす必要が出てくるなど、2~3文字単位で削る作業が必要になってくると思います。そもそも「頑張りました」などという抽象的な表現は使用できなくなるかもしれませんが問題ありません。これは、面接官が判断することですので書く必要はないと思っても大丈夫です。
大切なのは、800文字から一気に200文字に減らさないことです。そうすると、また必要不可欠な情報が排除されてしまい、自分だけがわかる文章になってしまうからです。800字を書いてから、少しずつ200字まで絞れば、絶対に外せない情報を残すことができますし、「一言で言いたいこと」について最も効率的に伝えるにはどうしたらよいのか、コツがつかめてくると思いますよ。これも面接にも応用できますので、文章を書くときは、ぜひこの手順を意識してみてください。

手順2.結論ファーストで書こう!

前述の「質問に的確に答えるべし」にも記載はありますが、まずは結論から答えることを忘れないでくださいね。そのうえで、結論⇒根拠1.根拠2.根拠3.という記述方法が基本であることも、ぜひ覚えて頂きたいと思います。志望理由を問われている場合、「貴社の企業理念に共感するから」と結論を書きます。そのあとに「1.共感する理由」「2.企業理念と一致する行動をとった経験」などと続けます。特に外資系を志望している学生は、気を付けた方が良いです。結論because理由、という英語の語順に慣れ親しんでいる場合が多いので、日常会話から癖をつけておいた方がよいと思います。
また、これは面接でも通用します。緊張しているときほど、「学生時代頑張ったことは?」の質問に対して、『私は大学1年のころから、カフェでアルバイトをしており、そこで店長代理を任せられていました。そのアルバイト先はチームワークが悪く、みんなのモチベーションが低下していました…』と背景から伝えてしまいます。まずは結論から。忙しい採用担当者が、短い時間で読むので、その人が読みやすいように書いていきましょう。

手順3.誤字脱字をチェックしよう!

誤字脱字があると「この人はだらしなさそう」「このエントリーシートに魂を込めていない」と思われます。でも、考えてみてください。もし、めちゃくちゃ行きたい企業のエントリーシートを書く場合、超集中して書くと思いませんか?ボールペンで書いている途中で文字を間違えたら、もう1度最初から書き直すと思いませんか?おそらく書き直すと思います。ということは、誤字脱字があった場合、企業側は「この学生は当社への志望度が低いな」と思ってしまいます。「志望度が高かったら何度も誤字がないか見直すはずだよな」と思うからです。
字のうまさは人それぞれではありますが、丁寧に書こうという気持ちは持ってください。汚い字で誤字脱字だらけだと減点は大きいことに間違いはありません。締め切り直前に書くとどうしても誤字脱字が増えます。余裕を持って書くようにしてください。

手順4.とにかく人に添削してもらおう!

エントリーシートの添削は、就活仲間・社会人を含めて20回という量を是非目標にしてください。20回添削してもらっている人は、なかなかいないと思います。その際、「自分が伝えたいメッセージが伝わっているか」の答えあわせをしてくださいね。20人全員の回答が一致していれば、おそらく質の高いエントリーシートと言えると思います。そうすると、落ちる可能性もかなり減りますし、面接の突破率も上がります。実際、私が運営している就活スクールでは、必ず全員にエントリーシートを添削してもらい、全員からフィードバックをもらいます。最初は、みんなの意見はバラバラなのですが、とにかく添削を繰り返していると、すぐに自分が伝えたいメッセージを伝えることができるようになります。

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