人材業界分析の選考スケジュール・内容

最後に、自分が受けた人材業界の、主要各社ごとの選考スケジュール、内容をご紹介したいと思う。詳しくお伝えできないものに関しては、省略させていただく。日にちがわかっているものに対しては、明記させていただくので、選考のスピードなどを参考にしていただければと思う。

毎日コミュニケーションズ

会社説明会(2月12日)参加必須

1次選考 (2月19日) グループディスカッション

テーマ「マイコミの営業で大切だと思うこと。第3位まで順位をつけろ。」

1テーブル5名 20分  グループ面接

・あなたが営業マンになったら、どのような意識で営業をしますか。 
・あなたが営業をしたときの、誰にも負けない強みは何ですか。
・あなたにとって、営業とは何ですか。
(その後、エントリーシートを配布され、次回の選考で提出するように支持される。)

2次選考 (2月28日)個人面接・性格診断テスト

学生2対人事担当2 60分

・エントリーシートの内容からの質問
 ⇒あなたが学生時代力をいれたことは何ですか。
 ⇒あなたは、困難に立ち向かう時、どのような行動をしますか。
・興味のある部署はありますか。
・マイコミのイメージはありますか?
・入社後、どのように働いてくれますか?
・あなたの尊敬する人物は誰ですか?
・人生で一番辛かったことは何ですか?

(全体的にかなり深堀りをされる。何を答えても「なぜ?」「なぜ?」と聞き返してくる。たまたま、自分が自信のあるエピソードだったので、自信を持って答えることができたと思う。)

3次選考 (3月17日) 個人面接

学生1対人事担当2 約60分

2次選考合格後に課題を発表される。

【課題】 フォトエッセイ 
自+○の○に当てはまる言葉を決め、それに基づいて写真を1枚貼り、フォトエッセイを完成させなさい。(A4用紙2枚以内)

私は、家族写真を貼り、『自信』という言葉にし、家族へ恩返しをするために、一生懸命働きますという意味のフォトエッセイにした。

・なぜこの写真にしたのですか?
・なぜ家族に対して恩返しがしたいのですか?
・家族との一番の思い出は何ですか?
・両親の夢を知っていますか?

など、写真に関することばかり聞かれた。60分間ひたすら質問攻めだった。

最終選考前セミナー (3月26日) 参加任意

学生5名に対し、最終面接対策をしてもらえた。
また、会社案内をさせて頂き、入社後のイメージをつきやすくしてくれた。

最終選考 (4月6日) 役員面接

学生1対役員2 約30分
社長室に呼ばれ、かなり重々しい雰囲気の中の面接だった。
・なんで人材業界を受けたの?
・なんでその中でメディア事業を受けたの?
・なんでその中でマイコミにしたの?
・高校時代野球をやっていたらしいけど、辛かったことは何?
・周りの人間から、どのような人間だと言われる?
・マイコミに入ったらどんな活躍をしてくれる?
・マイコミは、これからどうなっていくべきだと思う?
・マイコミとエンジャパン、どちらの株を買う?

など、とにかく突っ込まれた質問だった。しかし、冷静に考えると当たり前の質問のような気もするので、志望動機さえしっかりしていれば、答えられる内容ではあった。その後、約1週間で内定の電話を頂く。マイコミのいいところは、特に縛りがなく、自分の納得のいく就職活動を送ってから答えを出してもよいとのことだった。また、4月22日に社長と役員と人事担当との面談があり、今までの選考の評価を全て見せてもらい、フィードバックをしてくれる。給料の面、休みの面など、聞きづらかったことも全て向こう側から教えてくれる機会を創ってくれる。

リクルートエージェント

会社説明会 (2月16日)参加必須

1次選考 (4月5日) 個人面接

学生1対営業担当1 約60分

・学生時代頑張ったことは何ですか?
・他にはありますか?
・人生で一番辛かった経験は何ですか?
・それを、どのように乗り越えましたか?
・リクルートエージェントで働くことについて、どのようなイメージ?
・社員の雰囲気はどう?
・なんで人材紹介業界にしたの?
・今不景気だけど、なんで人材なの?

など、終始なごやかな雰囲気の面接だった。一切敬語は使わなくても良い、ネクタイも外して構わないというムードで、少し戸惑いもあった。途中から、本当に自分らしく話すことができ、リクルートグループのコミュニケーション能力の高さを感じた。自分でもびっくりするくらいのリラックスした面接だった。営業担当ということもあり、今後選考に進む中で、疑問がないように、OB訪問代わりにたくさん質問をしておいた。

2次選考 (4月8日) 個人面接

学生1対人事担当1 約60分
 
その場でエントリーシートらしきものを書かされ、学生時代に頑張ったことなどを簡単に書き、そこからの質問だった。

・なぜ、そんなに頑張れるの?
・これまでの人生の挫折経験は?
・その原因は?
・どうやって乗り越えた?
・周囲の人間からどのように思われている?
・これから、どういう人間になりたい?
・君が考える、「活き活きした」とはどういうこと?
・どのように、人の成長に携わりたいの?
・携わる上で、何が大切だと思う?

など、1次選考よりさらに「なんで?」攻撃をされた。しかし、これで落ちたら仕様が無いというくらい、正直に伝えることができた。どれだけ、自分のこと、行きたい会社のことを考えてきたのかを見られているような気がした。

3次選考 (4月9日) 役員面接

学生1対人事本部長1 約60分
前の日の夜21時頃に電話があり、明日役員面接を受けて欲しいとのこと。何も準備する暇もなく、面接に望んだ。

・なんでリクルートエージェントなの?
・他社との違いは何?
・うちは大変だけどやっていけるの?
・何をモチベーションとしてやっていくの?
・あなたが一番苦手なことは?
・それを克服するために、どのようなことをしている?
・転職のイメージは?

など、1時間ひたすら質問攻めだった。あまりいい雰囲気ではなかったが、全て聞かれるであろうと思っていたことだったので、自信を持って答えることができた。

最終選考 (4月12日) 役員面接

学生1対役員1 約60分

・高校時代に頑張ったことは?
・野球をやっていて辛かったことは?
・公立と私立の違いは?
・私立に勝つためにどうしたの?
・なんで勝てなかったの?
・今、もう一度やり直せるならどうする?
・キャプテンとして、一番大変なことは何?
・あなたが考える真のリーダーシップとは何?
・昔のチームメイトに、今、何と声をかけられると思う?
・リクルートグループのイメージは?

など、エントリーシートや、これまでの選考に全く関係のない質問を1時間された。志望動機や自己PRも一切聞かれず、最終面接の緊張からか、思ったように冷静になれなかったのを覚えている。結果は落ちてしまったが、一人の人間として評価していただき、最終選考まで残してくれたことに、とても感謝している。特徴として、何よりも選考のスピードが早い。合格した場合、帰り道の電車の中で連絡を頂いたりするときもある。1週間で最終選考まで進んでしまうスピードの早さである。しかし、テストセンターで落とす割合が非常に高いという話を良く耳にする。年によって異なるが、例年、ある程度の基準を定め、その基準に満たしていない学生は、面接には進めないというお話を伺ったことがある。実際、OB訪問をしても、まずテストセンターの勉強を頑張れと何度も言われた記憶がある。

エンジャパン

特徴として、1次選考が6人×6グループの3時間にも及ぶ、グループワーク選考があった。ある会社の採用プロジェクトを考えなさいという問いだった。3次選考には、人事担当相手に、「今、一番自分が欲しいものを、相手に買ってもらえるように営業をしなさい」という課題も与えられた。3分しか考える時間を頂けず、5分で買わせるという選考だった。それに合格すると、人によってはリクルーターがつくようだ。自分の場合、何人かの営業担当とお話をさせてもらい、志望動機を添削して頂いたこともある。

まだ、他にも受けた企業はあるが、詳細を覚えていないため、実際と異なるものを書くわけにはいかないので省略させて頂く。反対に、書かせて頂いた企業に関しては、しっかり就活ノートをもとに書いたものであるので、参考にしてもらいたい。

全体的な選考の内容として言えることは、完全に人を見ていることだ。人材業界以外の業界も、人物重視選考と言われているが、やはりどこか業界内の知識が必要である場合や、学生時代の専攻が関わる印象を受けた。しかし、人材業界の場合、とにかく自分の行動パターンや、モチベーションに関して深堀をされ、1対1でじっくりと話す選考が非常に多い。特にリクルートグループは、どの答えに対しても「なんで?」と聞いてくる。最初は、インターン中の選考でも同様で、当初はすごくやり辛かったのだが、本番の選考では、聞いてくれた方が自分に興味を持ってくれていると思えるようになり、堂々と受け答えができる。そのような雰囲気にさせることができる、リクルートグループのすごいと思った。

自己分析が大切だと良く言われるが、まさにその通りだと思う。特に人材業界は自分を商品とするようなものであるため、相手に自分の良さが伝わらなければ全く意味が無い。自分のことは自分しかわからないのだから、何を聞かれても、自信を持って答えることができるレベルになると、会社を問わず、人材業界の面接突破率は上がるように思える。

アドバイス

最後にアドバイスをして、このレポートを終わたせて頂こうと思う。前述の通り、人材業界の選考を通過するためには、他の業界志望者以上の自己分析が必要だと思う。自己認知力の高い人ほど通過しているイメージが強い。また、他社との差別化が難しい業界であるので、企業研究はとても重要だと思う。私の場合、文字ばかりを読む企業研究はとても苦手だったため、空いた時間は全てOB訪問に費やし、堂々と他社との違いを聞いてきた。実際も、なかなか違いを答えることができる社員が少なく、やはり差別化が難しい業界であることが伺える。私は、人材業界だけで、50名近くの社員と会ってお話を伺ってきた。人材業界の企業研究はもちろん、自分が文章化できなかった志望動機や魅力などを代弁してくれる場合もあり、毎回多くの学びを得ることができる機会だった。だから、OB訪問は強くおすすめしたい。

就職活動全体のアドバイスとして、「絶対後悔を残したくない」と思うことだと思う。多くの学生はそう思っているだろうが、実際後悔していない学生は少ないだろう。私もそのうちの一人である。特に私の場合、不況のため厳しい就職活動になってしまったが、それでも、やれるべきことは全てやったつもりである。しかし、やはりどこかに後悔は残っている。後悔を残さないということは、生半可な覚悟ではできないと思う。自分の最初のキャリアぐらい、全力を出そうというのが私の持論である。唯一、私が誇れることは、他の学生の後悔よりも、ずっと前向きな、より質の濃い後悔であるということだ。短い人生ではあるが、今までで一番頑張ったと胸を張って言える活動だった。

私は、これから就職活動を始める学生がとてもうらやましいという気持ちがある。それは、この何ヶ月かの頑張りで、多くの可能性を広げることが可能だからだ。この何ヶ月の過ごし方は、自分の人生に大きく影響することは間違いないのである。私も、これから就職活動をする学生に負けないよう、立派な社会人になって、人の出会いや成長を全力で支援できる人間になる。みなさんも、これから社会で活き活きと働く自分の姿をイメージし、多くの出会いに感謝をしながら、楽しい就職活動を送ってもらいたい。

参考

『人材サービス』 産学社
『業界と職種がわかる本』 成美堂出版
『月間人材ビジネス』 
リクルートエージェントなど 各企業の会社案内・HP

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12月15日(木)18:00 ― 19:30
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12月19日(月)18:00 ― 19:30
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